J-GP3クラスの中山愛理選手が初ポールポジション! 女性ライダーでは31年振りとなる快挙!!

  1. ロードレース

中山愛理 選手(TEAM SHOTA)

2年振りに全日本J-GP3クラスにフルエントリーしている中山愛理選手。
台風24号の接近で決勝キャンセルとなった岡山県・岡山国際サーキットで行われた全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦。土曜日の公式予選は、雨が降りしきる中スケジュール通り始まりました。

ヘビーウエットの中、水しぶきを上げながらペースを上げて行くライダーたち。そして勝負は、やはりセッション終盤に入ってからでした。雨足は弱くなるどころかむしろ強くなってきていましたが、スカイブルーのマシンを駆る中山愛理選手が1分46秒台に入れ、リーダーボードの上位に進出してくると1分45秒421をマークし2番手へ。さらに1分45秒086までタイムを縮めると、その直後に雨が激しくなり、赤旗が提示されます。1分30秒を残しこのセッションは終了となり、中山愛理選手の全日本初ポールポジションが決まりました。

「前回のオートポリスでマシンを壊してしまい、今回は古巣のPLUSONEさんに協力していただきマシンを用意することができました。地元のレースなのでプレッシャーはありましたが、予選は自分自身のいい部分を出せたと思います。レースが中止になってしまったことは残念ですが、最終戦の鈴鹿でも、いい結果を出せるように頑張ります。」

中山愛理選手には、2つ年上の兄・翔太選手がいました。全日本J-GP3クラスにエントリーしていましたが、3年目のシーズン開幕直前に交通事故に遭い18歳の若さで他界してしまいます。その悲しみを乗り越え、中山愛理選手は、2017年に兄が所属するはずだったTeam PLUSONEより全日本J-GP3クラスにフルエントリーしますが、思うような成績を残せず、昨年は全日本を離れていました。

それでも弟・耀介選手と共に鈴鹿4耐に出場するなど実績を残し、今シーズンはTEAM SHOTAとして再び全日本J-GP3クラスに戻って来ました。弟・耀介選手はST600クラスに参戦し、姉弟で全日本を転戦しています。
第8戦岡山ラウンドは、残念ながら台風の影響でレース中止となりましたが、予選でポールポジションを獲得した中山愛理選手の記録は、女性ライダーとして31年振りの快挙でした。

地方選手権時代からクシタニを愛用してくれている中山姉弟を、ぜひ応援してあげてください。

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