MotoGP™第2戦スペインGP/Moto3™クラス決勝で小椋藍選手が2位フィニッシュし、2戦連続の表彰台を獲得

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ロードレース世界選手権MotoGP™第2戦スペインGPの決勝レースが7月19日、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、Moto3™クラスで小椋藍選手(Honda Team Asia)が2位表彰台を獲得しました。

小椋選手はHonda Team Asiaに所属する19歳。クシタニのレーシングスーツでMoto3™クラスにフル参戦2年目となるライダーです。新型コロナウイルス感染症の影響により、4カ月ぶりの開催となった第2戦スペインGPの予選で、15番グリッドを獲得し、5列目からのスタートとなりました。

小椋選手はスタートで順位を上げ、オープニングラップで11番手付近にまでポジションアップ。Moto3™クラスのレースは混戦になることが多く、10番手付近のライダーが、あっという間に表彰台圏内に食い込んでくることも少なくありません。隊列を組んで周回を重ねながら、小椋選手は上位浮上をねらいます。

レース中盤、小椋選手は変わらず11番手付近を走行し、トップとの差は約1秒。コーナーごとにライダーたちがオーバーテイクの機会をうかがう、緊迫したレース展開です。

22周で争われるMoto3™クラスの決勝レース。残り10周を切るころになると、レース後半に強い小椋選手はじりじりと順位を上げ始めます。残り5周時点で、6番手付近にまでポジションアップ。そして混戦のまま、最終ラップの勝負を迎えました。

最終ラップに入った時点で、小椋選手は4番手を走行。しかし、約10名のライダーが僅差で連なったまま表彰台を争う、激しい展開は続きます。最終セクターに入ったとき、小椋選手は変わらず4番手をキープしていました。

そして迎えた勝負の最終コーナー。トップを走っていたジョン・マクフィー選手(Petronas Sprinta Racing)がラインを外すとそのままアウト側に膨らみ、グラベルに突っ込む形でクラッシュ。小椋選手はそれをすり抜け、表彰台を争うライバルたちのイン側にラインを取ると、最終コーナーを立ち上がりました。

そこから一気に加速。ストレートでぐんぐん伸びる小椋選手。その横で同じく加速していたトニー・アルボリーノ選手(Rivacold Snipers Team)を交わすと、2位でコントロールラインに飛び込みました。アルボリーノ選手とは0.029秒という僅差。接戦を制し、開幕戦の3位に続く2位表彰台を獲得しました。

小椋選手は今回の2位獲得により、優勝したアルベルト・アレナス選手(Gaviota Aspar Team Moto3)に次ぐ、チャンピオンシップのランキング2番手となりました。

第3戦アンダルシアGPは、同じくヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで7月26日に決勝レースを迎えます。小椋選手のさらなる活躍が期待されます。

■小椋藍選手コメント

(Honda Team Asia プレスリリースより)
「水曜日の事前テストから今朝のウォームアップまでバイクに良いフィーリングを持つことが出来ませんでした。グリッドについても5列目からのスタートであったこともあり、自信が持てず、ナーバスになっていました。ところが、レースに入ると初めてブレーキングに良い感じを持てました。レースのペースが速くなかったことも私には有利でした。最終ラップでも最後のコーナーまでしっかりとバイクを操ることが出来、2位でゴールすることが出来ました。この週末、悩みを解決できなった自分に、最高のバイクを準備して、コースに送り出してくれたチームのスタッフに感謝します。」

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