全日本ロードレース選手権 野左根航汰選手、高橋裕紀選手がシリーズチャンピオン獲得!

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全日本ロードレース選手権最終戦が三重県・鈴鹿サーキットで行われ、クシタニユーザーの2人がチャンピオンに輝きました。

最高峰クラスのJSB1000クラスでは、野左根航汰選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がレース1で2位に入り、最終レースを待たずに初タイトルを決めました。レース2は優勝を飾り、自ら華を添える結果となりました。野左根選手は、全8レース中7勝を挙げる圧倒的な速さを見せました。

 

2020年シーズンより新設されたST1000クラスでは、高橋裕紀選手(日本郵便Honda Dream TP)が薄氷を踏むようなレース展開でチャンピオンに着きました。

高橋選手は、この最終戦はランキング2位の名越哲平選手(MuSASHi RT HARC-PRO)が優勝しても20位以内に入ればタイトル決定という有利な状況で迎えていました。しかし、レースウイーク直前に負傷し左手首の舟状(しゅうじょう)骨と肋骨3本にヒビを入れていました。それでも予選は3番手につけ、何事もなければ高橋選手がチャンピオンになるだろうというのが大方の見解でした。

しかし、高橋選手はジャンプスタートをしてしまいます。これは、負傷していた左手の状態によるもので、スタートで僅かに動いてしまったのです。ライドスルーペナルティを受けた高橋選手は、最後尾に落ちてしまいます。一方、トップは、こちらもクシタニユーザーの名越選手が独走体制を築いていました。

高橋選手は、人生初のジャンプスタートだったそうで“こんなことでタイトルを逃してしまうのか!?”と思ったそうです。それでも痛む身体で全力で追い上げ、順位を上げて行くと残り4周を切ったところで20番手に上がります。結局、16位まで追い上げてゴール。見事に初代ST1000王者に輝きました。

 

来る2021年シーズン、野左根選手はワールドスーパーバイク(WSB)へ、高橋選手は世界耐久選手権(WEC)への参戦が発表されました。世界で活躍する2人を、ますます応援したいですね。

 

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