奈良の神々と吉野の滝桜に挟まれた道の駅
KUSHITANI CAFE 針テラス

  1. カフェでひとやすみ

奈良の神々と吉野の滝桜に挟まれた道の駅

日本最多の国宝建造物数を誇り、日本の宗教・文化の歴史に多大な軸を形成してきた奈良。その奈良県は東北部に位置する「道の駅 針テラス」は、名阪国道と国道369号線が交差する立地に、施設総面積3万坪、510台収容可能な駐車スペースを有する日本最大規模の道の駅。東大寺の最寄り駅である近鉄奈良からは車で35分、大阪へは60分、名古屋へは90分。ここを起点としても、または経由地としてもアクセスしやすく、周辺の産業・交通・文化の中心地として重要な役割を果たしている。
hari gaikan
この地に臨む吉野山は、古くより桜の名所として名高い。山全体を埋め尽くすかのように約200種3万本が群生し、総じて「吉野の桜」と呼ばれる。吉野山に桜が多いのは、桜が金剛蔵王権現の神木であるとされたことによるという。金剛蔵王権現は日本独自の山獄仏教である修験道の仏であり、奈良県吉野町の金峯山寺本堂(蔵王堂)の本尊として知られる。
新古今和歌集や人形浄瑠璃・歌舞伎といった日本古来の芸術においても度々描写されるこの桜に魅了された一人として、戦国自体の武将 豊臣秀吉の逸話が残されている。文禄3年(1954年)、秀吉は名だたる武将や茶人、連歌師を引き連れ、総勢5千人でこの地に花見に訪れた。しかし雨天が続いたことから、吉野山の僧たちが晴天祈願をしたところ、翌日には前日までの雨が嘘のように晴れ上がり、豪華な花見が盛大に行われたという。
景観にすら、歴史と文化、神秘が溢れる地、奈良。今日も道の駅 針テラスでは、ツーリング中のライダー、家族連れ、長距離トラックの運転手・・・時代が変わり、行き交う人々の様相が変わっても、なお多くの人がこの地を踏み、時を作っていく。ふと立ち止まって、クシタニカフェでコーヒーを一杯頼む。コーヒーの豊かな香りが鼻をかすめて消えて行くように、力強くも儚い命に思いを馳せる。
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クシタニカフェ針テラス店
奈良県奈良市針町345 tel/0743-82-5300 定休日/水曜日 営業時間/9:00~10:30(1~2月)8:00~18:00(3~12月)
hari@kushitani.co.jp

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