「靴底のグリップ、これがとても大事」
柏 秀樹さん

  1. クシタニの製品は

年間に1500人以上のライディングレッスンをする柏さんに聞いてみました。

モータージャーナリストとして活躍する柏秀樹さん。年間数多くのモデルに乗り、雑誌やウエブへの投稿や、自身のスクール「KRS」での精力的な活動など、その走行は年に優に1万キロは超えるという柏さんの走りを支えるウエアはクシタニで、ここ10年ほどは継続して使い続けていただいている。
今回は前回のグローブに続く、ブーツ・シューズとジャケット編を送る。
ネオブーツ

柏さんのご自宅には玄関からクシタニ製品があふれているが、家族のシューズとともにおいてあったのはネオブーツとフローシューズ。

ネオブーツは非常にフィット感が高いのと柔らかくて使いやすいのがお気に入りというが、ソールのグリップの高さがとても素晴らしいという。ライディング用ブーツであるが「靴底のグリップ、これがとても大事。やはり、滑ると危ないですから」と語る柏さん、あまりライディングブーツでグリップの必要性が語られることはないのかもしれないが、乗車中にふと、路面を確認せずに足をついた時や、ステップへの操作の際など、滑らないことの重要性は高いようだ。雨の日などには、その重要性はさらに増すという。またネオブーツについては「柔らかくて使いやすいのだが、踵回りの硬さ、強度など、転倒したときに必要な硬さがあるのもいい」と話す。フローシューズは気軽に使える点と使い勝手の高さなどライディングもさることながら、足首の可動域の広さ、カジュアルに使える点など、他にない特性を持っているとも述べていた。

 ジャケットも数多くのコレクションを見せてくれた柏さん。古いモデルも好きで愛着があるからなどの理由だけでなく、今でも十分に使える機能を維持していることなどから、やはりどれも現役という。革のモデルはやはり、本当に長く使えているそうだが、「着心地はやはり新しいモデルのほうが良い」と話す。でも、「クシタニのモデルは、オーソドックスなデザインのモデルでも、ライディングを考えて作ってある。動きやすいものっていうのは軽く感じる。この辺は疲れ方にも関係すると思う」とも述べていた。
じゃけっといっぱい

フードは意外と邪魔をしない

テキスタイルのモデルでは、意外だったのがフード付きのモデルだそうで、「(ライディング用としては)否定的だったけど、意外と邪魔をしない。私が使った限りではフードは動かなかった」と語り、「ヘルメット取った時に、すぐに被れるフードがあるっていうのもいいと思う。実は否定派だったけど、今は全然気にしない」とも。テキスタイルのジャケットはパーカータイプのジャケットも含め普段着としても着用しているそうで、「冬物は温かいし、アニフェスジャケットみたいな、おしゃれなモデルもある。あと、洗っても全く動じずへたらない、耐久性の高いモデルもある」とも話す。柏さんにとっては洗濯も耐久試験の一つなのだという。

グローブ新旧

「ファッション性が高いけど、デティールはまさにバイク用」とアニフェスジャケットの細部を説明する柏氏

とくにファッション性を強調するのがアニフェスジャケットで「これは、よく人から尋ねられるモデル。“バイク用でこんなモデルがあるんですか”って言われる。普段着としても使えて、かなり気に入っている。この見た目でパッド類も入っているし、素晴らしいよね」と話す。ウエアのパッド類に関しては、クシタニも様々なものを用意しているが、「パッドにも規格や機能、軽さや動きやすさなどの特徴があるが、自分は用途やシチュエーションによって、組み替えたりして、フィット感、動きやすさと安全性などを工夫している」とも語ってくれた。

グローブ新旧

最近、とあるメーカーの試乗会で着用したというインフィニティジャケットⅡ(ホワイト/ブラック)を手に「白は汚れが・・・という声もあり、たしかにそうだが、やはり“映え方”が違う。被視認性という面でも優れる」という

柏 秀樹(かしわ ひでき)
1954年山口県生まれ。モータージャーナリストとして幅広い執筆活動を行う。各種海外ラリー参戦も含めた経験を活かし、現在「KRS・柏秀樹ライディングスクール」を運営。全国各地で初心者やリターンライダー、二輪車販売店社長・社員の意識・運転技術改善に役立つノウハウ伝授や情報交換をしている。ベストセラーになったライディングDVD他著書多数。KUSHITANI PERFORMANCE STORE 清水 や KUSHITANI CAFE 清水が入る新東名高速道路NEOPASA清水で「柏秀樹ライディングスタディ」も開催中。 KUSHITANI PERFORMANCE EVENTS

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