KUSHITANI RACING SPEC.
NEXUS3
New LeatherSuits
創業以来、全日本選手権はもちろん、MotoGPやWSBKをはじめとする世界最高峰のレース現場からのフィードバックを受けながら、進化を重ねてきました。 私たちは、ただ速く走るためではなく、生き残るための装備として、より高次元のパフォーマンスと信頼性を追求し続けています。
安全の世界を想像します。クシタニ
NEXUS3で変わった?
NEXUS2から数十回におよぶ、細かいアップデートをMotoGP、Moto2、Moto3、WSBK、ARRC、全日本選手権からユーザーに必要な機能を中心にNEXUS3へ投入しています。
インナーストレッチ
INNER STRECH
レザースーツ本来のしなやかさを最大限に活かすため、インナー構造も見直しました。新しいストレッチ素材と立体パターンにより、身体の動きに自然に沿い、ライディング時の自由度が向上しています。スーツとインナーが連動して機能するよう最適化された構造は、レースシーンで得た知見を反映したもの。ライダーの集中を妨げない、軽やかな着心地を目指しています。また、優れた通気性と吸湿性によって、長時間の走行でも快適さが続きます。
エアバッグ用縫製
SEWING AIRBAG
エアバッグシステムが正しく機能するためには、スーツ本体の縫製にも緻密な設計が求められます。作動時に生地が動きを妨げないよう、縫い目の強度や補強素材の配置を細かく最適化。すべての縫製箇所は2度以上の縫い工程を行い、負荷が集中する部分では、同じ針穴を通して3度縫い込んだうえで補強革を重ね、さらに4度目の縫製で仕上げます。革の重なりや縫い代の厚みをできる限り抑えることで、転倒時のスーツへのダメージを軽減。これらの仕様は、プロライダーの使用実績と現場からの声を取り入れながら、継続的に見直しを行っています。
立体裁断強化
UPGRAD ERGONOMIC CUT
ライディングフォームに沿う立体パターンを新たに採用し、過度な“余り”を抑えながらフィット感をさらに高めました。前傾姿勢を前提にした設計により、走行時には身体に自然と沿う着用感が得られます。また、動きに追従するよう革の配置とカッティングを調整し、必要な部位には伸縮性素材をバランスよく配置。これにより運動性を確保しながら、風圧や風切り音も最小限に抑えています。レースシーンから得たフィードバックを細部に反映し、保護性能と動きやすさの両立を目指したパターン設計です。
エアバッグ対応補強
AIRBAG READY CONSTRUCTION
エアバッグ対応のレザースーツには、作動時の膨張を前提とした設計が必要です。エアバッグが作動すると、スーツ内の特定箇所に大きな負荷がかかるため、クシタニではその外側に位置する部位を重点的に補強しています。具体的には、該当部分の革を二重に重ねたり、パーツを一体化させることで縫い目の数を最小限にし、負荷が集中する弱点となる箇所を減らしています。 ただし、補強すれば良いだけではありません。動きやすさや着心地を損なわないよう、革の厚みや伸縮性、縫製パターンのバランスを細かく調整。安全性と快適性の両立を目指した、エアバッグ対応ならではの新設計です。
快適性能を向上
IMPROVED FIT
空力と快適性を高めるため、形状や素材の見直しを継続しています。背中のコブ(エアロパッド)やスライダー、インジェクションパーツは、走行中のバランスと安定性を考慮して最適化。 さらに、グローブや各パーツが重なり合う部分には、擦れや圧迫が起こりにくい設計を採用しています。首元や袖口など“当たり”が出やすい箇所には、接触感を和らげる仕様を細かく調整。こうした積み重ねにより、長時間のライディングでもストレスを抑え、集中を妨げない着用感を実現しています。
サイズ変更無し
NO SIZE CHANGE
エアバッグ搭載モデルは、非搭載時と同じサイズ感で着られるよう設計しています。膨張時の形状変化を前提に立体パターンを組むことで、通常時には圧迫感のない自然なフィットを保ちます。また、「プロトコアレザー」が持つしなやかさと伸縮性により、身体の動きにスムーズに追従。走行中の操作性や可動域を損なわず、万が一の際にはエアバッグが適切に作動する余裕を備えています。フィット性とプロテクション。その両方を成立させるための設計です。
エアバッグシステム
Tech-Air® 7&10
MotoGPの現場で長年培われた技術をもとに、ロードレース、サーキット走行会など、高いパフォーマンスを求められるシーンに対応した、完全自立、自己完結型のモーターサイクル用エアバッグシステム。肩、胸、背中全体を保護するエアバッグと、背面に内蔵されたバックプロテクターにより優れた保護性能を発揮します。
hit-air® WIRED-2
転倒時などのアクシデントの際、ライダーの身体が車体から離れ、車体と接続されたワイヤーが引っ張られることで、レーシングスーツ内部に装着されたエアバッグが展開し、肩・背中・胸部に受ける衝撃を緩和します。従来の外に展開するエアバッグではなく、スーツ内部に膨らむ仕様で衝撃の保護性能を高めています。
世界に1着自分だけのスーツを。
why KUSHITANI?
速さを守る、強さを創る。
世界中で得られたフィードバックを職人の手でかたちにし、レーシングスーツは進化し続けます。 これは日本で生まれ世界で鍛えられたレザースーツです。

チェッカーフラッグを受けた瞬間、小椋藍選手の走りは激しさを解かれ、静かな歓喜へと変わっていきました。幾度も掲げられる拳の奥には、己を信じて戦い抜いたライダーとしての矜持が宿っていました。 これは2024年、小椋藍選手がMoto2ワールドチャンピオンを獲得したときのワンシーン。こうした世界最高峰のレースの現場で、クシタニは70年近くにわたりレーシングスーツの研究と開発を続けてきました。アスリートの声に耳を傾け、技術を研ぎ澄まし、実戦で得た知見を積み重ねています。そして、その成果を市販製品へと還元。 たとえば、小椋選手のスーツの肩は一枚革仕様です。市販モデルとは異なる設計ですが、これは運動性と耐久性を高めるための選択。目には見えない部分にも、幾重もの試行錯誤が詰まっています。可動性の確保、引っかかりの回避、転倒への備え——。あらゆる細部が、ライダーの戦いを支えるために存在しているのです。それらの仕様を投入して次代の標準として結実したのがNEXUS3です。私たちは、これからも表彰台の頂へ、そして世界の頂点へ。 ライダーたちとともに、挑戦し続けます。
多くのプロライダーがNEXSU3へ開発協力をしています。
Many professional riders are collaborating on the development of NEXSU3
Ai Ogura
motogp
Somkiat Chantra
motogp
Yuki Kunii
moto2
Mario Suryo Aji
moto2
Tatchakorn Buasri
moto3
Veda Pratama
Jr.GP
Zen Mitani
Jr.GP
Hiroki Ono
J-GP3
Kohta Nozane
jsb1000