自分が合わせるより、ツナギに合わせてもらおう…

ガールズバイカー編集部ハラダです、こんにちは。

さて前回、わたしが突然レースに出ることになり、思い切ってクシタニさんでレザースーツをオーダーした話を書かせていただきました。

今回はそのレーシングスーツをオーダーしたときの詳細を赤裸々に書かせていただこうかと思います。本当は恥ずかしいので迷ったのですが、少しでも「こんなことできるのか!」って知ってもらえればいいなと思った次第です。

それまでわたしはレーシングスーツを着たことがなかったので、とりあえず1回どんな感じなのか試着しにKUSHITANI PROSHOP 世田谷さんへ。

レディース専用パターンのレーシングスーツがあるので嬉しいなって思ったのですが、ちょっと心配していたことがあって。わたしは身長が170cmなので、バイク用ウエアを試着してもいつもメンズサイズになってしまっていて…。レーシングスーツってぴったりしているし、レディースサイズがはたして入るのかな…という不安でした。

そして不安は的中…(苦笑)。

Lサイズでも身長は165cmまででした。一応試着させてもらったんですが股がつっぱる…。ということでせっかくのレディースパターンを横目で見ながら泣く泣くメンズコーナーへ。大型バイクに乗るときは足つき問題がクリアできるから役立つんですけど、それ以外ではトホホなことばかりです。

最終的にK-0063XX SWIFT ONE SUITのメンズLサイズを試着してみました! おぉ! なんだかぴったり! (悔しいけど嬉しいという複雑な気持ち)

わたし的には「すごいぴったりです!」ってしゃがんだり手を伸ばしたりしていたのですが、どうやらちょっとサイズ感が合っていないようでした。「気づけよ(笑)」という感じですが、気づかないんですよ(笑)。違和感なくしゃがんだりできるし。

でも身体にフィットしていないレーシングスーツだと、万が一転倒した場合に、スーツ自体は無傷なのに中で擦れてケガをすることがあると聞き、そんなこと想像もしていなかったので「こわ…」と思い、このLサイズをベースに、細部を調整していただくことにしました。そんなのできるんだ!しゃがんでいる写真はヤンキーっぽいけどそうじゃなく、いかに柔らかいレザーでいかに楽かということを表現しています。やっぱりメンズサイズベースということもあり、アームホールや肩幅などツメる部分が多くなってしまいました。

 

最終的な寸法は下記の通り・・・

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K-0063XX SWIFT ONE SUIT ¥240,000+¥49,750+税(イージーオーダー/プロトコアレザー+各部修正料金)
●サイズ:L
●袖丈修正:2cm伸ばし
●膝中心移動:下方へ1.5cm移動
●肩幅:2cmツメ
●アームホール:1.5cmツメ
●バスト:3cmツメ
●ウエスト:3cmツメ
●ヒップ:3cmツメ
●太もも:2.5cmツメ
●ふくらはぎ:1cmツメ
●足首:1cmツメ
●上腕:3cmツメ
●下腕:3cmツメ
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ということで、中途半端な体型のせいで上記のようなたくさんの修正が必要となってしまったのですが、そのおかげで最高にぴったりなレーシングスーツが完成したのです!

ちなみにこのKUSHITANI LOGSで寄稿されている木村亜美さんは、レディース専用モデルKL-0057XX INNOVATION SUITをベースにした1着を愛用されています。体型の差(木村亜美さんは異常に細い)は置いといて笑、レディース専用モデルとも相違がないようにフィットさせてくださったのがお分かりになるかと。

もしこれからレーシングスーツを作ろうと考えている方がいらっしゃったら、長く着られる大事な1着、命を守ってくれる大事な1着なので、別途お金はかかりますが測ってもらって各部修正をしてもらうことをオススメします。レーシングスーツに合わせて、痩せたり身長を伸ばしたりするのは難しいですもんね!

 

ーーーーオマケーーーー

2019年10月26日(土)にツインリンクもてぎで開催される、誰でもエンジョイ耐久“DE耐!”に、木村亜美さんも一緒にチーム “バズレーシング with ガールズバイカー” として参戦します。応援よろしくお願いいたします!

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