面倒だけど最高のレッグバッグ、クシタニの2ウェイレッグバッグ2を購入しました

どうも、アイキョウです。

K-3602レッグバッグ

レッグバッグが欲しいなと思って色々探していたんですが、クシタニの品番K-3602レッグバッグを買おうかと思っていました。

人気の商品なのででツーリングスポットなどでは、必ず使っている人を見かけます。

SEALコラボモデル

最近ではトラックの廃チューブを素材にしたバッグを作っている、SEALとのコラボモデルも登場。

クシタニのレッグバッグは使っている人がめちゃくちゃ多いし、コラボモデルの方がいいかな・・・と購入意思を固めていたのですが、2ウェイレッグバッグ2にしました。

僕が2ウェイレッグバッグ2を買った理由

重い機材を持ち歩くにはリュック一択です

僕は基本的にバイクに乗る=撮影になります。

機材を持ち歩くためにリュックで出かける事が多いのですが、撮影中はリュックの近くから離れることが多く、貴重品の扱いが気になっていました。

そこで身に着けていても邪魔にならず、リュックと併用できるレッグバッグを買おうと思っていたのですが、最終候補のSEALコラボモデルではなく、2ウェイレッグバッグを買った理由は普段使いもしやすいからです。

2年ほど前にこんなテーマの動画を作りました

2年ほど前、youtubeを始めたばかりの頃に、クシタニのSEALコラボレッグバッグを含めた4つの商品を紹介する動画をアップしました。

色々見て、触ってきた中でクシタニのレッグバッグは収納力に優れていて、ポケット数も多いので使い勝手最高です。

オリジナルのレッグバッグはPVCコーティングを採用していて水に強いですし、SEALとのコラボモデルは一部にチューブをレイアウトしつつ、ファスナーは止水タイプなので防水を強化。

更にいずれもレインカバーが付属されているので、バイクで使うならクシタニのレッグバッグ、もしくはコラボモデルは最高だと思います。

大きめなので存在感がある

ただ大きめなので存在感があり、クシタニのレッグバッグに限ったことではありませんが、バイクを感じさせるスポーティーなデザインなので、普段使いするには微妙な気がしました。

そんな時になんとなく色々なバイク用品メーカーのホームページを見ていて、ピンと来たのがクシタニの2ウェイレッグバッグ2です。素材にレザーを採用した落ち着いたデザインなので、普段使いもしやすく、想定した荷物を収めるのに調度良いサイズ感だったのも購入の決め手です。

それでは2ウェイレッグバッグ2の素材に関して

2ウェイレッグバッグ2素材

まずお値段から紹介しますが、比較で他の製品の価格も言っておくとクシタニのレッグバッグは1万2100円。クシタニ×シールのコラボモデルは2万2000円。2ウェイレッグバッグ2は2万7500円です。2ウェイレッグバッグは他の二つに比べても価格設定高めですが、理由は素材にあります。

2ウェイレッグバッグ2は牛革を採用していますが、厚みがあって、硬いという一般的な印象とは違い柔らかくしっとりしています。

革製品を作る場合は、問屋から仕入れて加工するのが一般的ですが、クシタニはタンナーと呼ばれる加工業者と共同で革の開発を行っていて、2ウェイレッグバッグ2も独自の製法で開発された革が採用されています。

2ウェイレッグバッグ2カラーバリエーション

着色に関しては染料仕上げが採用されています。革は染料仕上げか顔料仕上げで着色しますが、後者は革の表面を水に溶けない塗料で覆うことで加工します。しっかり表面に塗料がのるので、表面の傷やシワなどを隠すことができるのが特徴です。

対して染料仕上げは革の繊維に浸透させて着色する方法です。傷や虫に刺された跡などが残ってしまうので、大きな傷などがある場合には染料仕上げが使われることはなく、高級品に使われることが多い方法です。

ただ染料仕上げは扱いが面倒です。顔料仕上げに比べて、キズが付きやすく、水に弱く、メンテナンスの難易度も低くはありません。

例えば水に弱いのであれば、撥水スプレーをかけちゃえばいいじゃん。と思うかもしれませんが、スプレーが浸透することで元々の色味が変わってしまいます。

じゃあ、クリームやオイルはどうかというと、成分が浸透することで色味や質感に変化が生じます。

クシタニが加工業者と一緒に作った極上のスープに塩や醤油を足すようなものなので、何かを加えれば元の質感には戻らないということです。

ただ好みは人によって違うので、更に光沢を出したいというのであればオイルやクリームを塗っても良いと思うし、色味が変わっても使い勝手を良くしたいというのであれば防水スプレーを使うのも良いでしょう。

ではなぜ面倒な染料仕上げにするかというと、革の質感や風合いを生かすことが出来て、経年変化を楽しむことができるからです

僕は当面は防水スプレーやオイルなどは足さずに使って、艶が引けてきた際には少しだけオイルを足しつつ使ってみる予定です。

2ウェイレッグバッグ2ディテール

2ウェイレッグバッグ2のメイン収納

とにかく魅力は最高品質の革を採用している点ですが、使い勝手もよく考えられています。

まずメイン収納にはスマホ、長財布、小銭入れを入れても余裕があります。

2ウェイレッグバッグ2のメイン収納中
2ウェイレッグバッグ2のメイン収納中

中には体側と外側にポケットがついていて、中に入れたものを分けておくことができます。

例えばスマホ、長財布、小銭入れを真ん中に入れて、スマホの画面を傷つけないように、バイクや家の鍵などをポケットに入れておくと便利です。

2ウェイレッグバッグ外側の横ファスナー
2ウェイレッグバッグ外側の横ファスナー

その他にバッグ外側にはタテとヨコ向きに一本ずつファスナーがついていて、小物を入れておくことができます。

横ファスナーの方はアイフォン14proがスッポリ入るぐらいの容量なので、大きめのスマホは収納が難しいでしょう。

2ウェイレッグバッグ2の縦ファスナー
2ウェイレッグバッグ2の縦ファスナー

縦ファスナーの方はアイフォンは入りませんでしたが、この二つのファスナーに関しては高速道路の支払いなどで使う小銭やクレジットカードなどを入れるのに便利です。

縦横にファスナーがついているのは右足でバイクを支えている時に使いやすいのは縦ファスナーになるからです。

ファスナーには革のストラップがついているので、グローブをしたままでも開けやすい工夫がされています。

2ウェイレッグバッグ2のバックル部分
2ウェイレッグバッグ2のバックル部分

レッグバッグなので、ウエストと太ももに固定するためのハーネスがついていますが、バックル部分が稼働するようになっています。足の上げ下げなどの時に固定式だとつっぱってしまうことがありますが、動きやすさを確保しています。

2ウェイレッグバッグ2の太ももストラップ
2ウェイレッグバッグ2の太ももストラップ

メイン収納のポケット内には、太ももに巻き付けるストラップの延長がありました。

腰ストラップを長めにすることでショルダーバッグとして使うことができますが、その際に追加することでウエストに固定してバッグがずれないようにできます。

少しカスタムしました

2ウェイレッグバッグ2にDリングを追加
2ウェイレッグバッグ2にDリングを追加

腰ストラップの付け根部分にDリングを追加してみました。

ストラップの動きを邪魔するかな?と思いましたが、今のところ問題なし。

家や車のカギをカラビナなどで引っ掛けています。

バイクだけでなく、プライベートでも使いたいなら文句なしにお勧めのレッグバッグですが、ぜひ店舗などで革の質感をチェックしてみてください。

 

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