さてさて、だいぶ日が長くなってきましたね。そろそろ夕景になるからとカメラを構えていても、なかなか陽が落ちずにブルッと震える今日この頃です。
上の写真ではガルジャケットとアロフトパンツを着用していますが、そろそろオーバーパンツはなくても大丈夫かな〜でも朝晩冷えるよな〜なんて揺さぶりをかけられる気温で、とりあえず保険をかける意味で奥義アロフトを発動して汗ばんでゆく初春。
こういう時に潔い決断ができないままライダー歴を重ねて来ました。生地や製法の進化のおかげで余計な発汗量は確実に減っているものの、時代に対して自分の身体能力が逆行していく分、ますますハイパフォーマンスウェアに甘えています。これからも全力でもてなされていく所存であります。どうか宜しくお願い致します。
でですね、REIVLOGな我々は、ちょいと走ってきました。
(写真を撮っているのは、僕のマネージャー・スコさん)
往復で100km、これなら仮に着る物を間違えて暑かったり寒かったりしてもMPを消費せずに、HPをやや削られる程度で済みます。200kmを超えるなら最適な装備を着たくなる感覚でしょうか。伝説の勇者じゃないのでちょっと分かりませんけども。作戦は「呪文は使うな」といった感じです。500km超の時は「ガンガンいこうぜ」のテンションと覚悟で行きます。
余談ですが、いつの間にかSteam版のドラゴンクエストⅪがリリースされており、動画を書き出している間にちょっとプレイしています。
現実世界に欲しいのはダーマの神殿。世代的には、遊び人から賢者に転職したいタイプ。
ツーリングと言えば、山を臨むか、海を臨むか、建築物を臨むか、などなど。首都高湾岸線の大黒PA辺りでUターンしようなんて言っていたら、ついついここまで来ちゃいました、ようこそ横浜市金沢区幸浦へ。
一般的には、関東のショートツーリングというと箱根方面か、ここからさらに奥地の横須賀まで行くのが定番ルートではないでしょうか。幸せ沸点が高くない僕は首都高さえ走れれば幸せです。
夕方には事務所に戻って仕事を再開したくて、つまりどこにも立ち寄らず高速から降りずに帰るつもりが、空腹を満たすため急遽ググってピットイン。
ちょっとバイクで出掛けたいね、どこ行こうかね、なんて事務所でお喋りしているうちに陽が落ちてしまって、なんとなく出鼻を挫かれることが続いていましたが、長い冬が終わり、午後からでも十分なテンションを維持したまま出掛けられるのが本当にありがたいです。
バイクを停められそうで、ちょっと景色がいいといいななんて、検索条件少なめと見せかけて十分にハードルが高いやつです、これ。運良く、さほどこだわらずに探した割に、いいところに来れました。もっと遠方ならば当てはありましたが、“サクッとツー“の時って結構悩みませんか?
ちなみに、この一連の写真からは隠蔽していますが、本日のロケーションは市営プールの施設内レストランです。
お店のウェブサイトにこんな記載がありました。
対岸の千葉まで見渡せるロケーションのレストランです。
店内リゾート気分を味わえるアジアンチックな内装になっています。フレンチフライ、アメリカンドッグ、ピザ、自家製ハンバーグ、シーフードカレー、カツサンドなど軽食からがっつり系まで色々取り揃えております。
プール施設利用のお客様でなくても、ご利用頂けますのでお気軽にご来店下さい。
市営プールでこの抜け感、さすがは横浜市です。横浜と名の付くものは基本的にオシャレという宇宙の法則はやはり正しいようです。
3月上旬15時頃の様子、これは夏にリベンジしたいなと、ちょいと出かけ先の穴場として気に入りました。首都高に乗って片道一時間弱なんて、「今日どこ行こうかなー」と悩んでいるうちに着いちゃうくらいの距離です。
以前はツーリングx読書なんて遊びが好きで、片道二時間くらいの老舗ホテルを探して、ラウンジで薄い文庫本を一冊読破して帰るなんてことを楽しんでいました。主な読書手段が紙媒体から電子書籍のKindleになってからは、ちょっと風情に欠けるところがあって、Kindle自体は最高に便利でさらに活字貪りが捗るものの、旅先での読書というわざわざ感が気軽になってしまいましたね。敢えて手間をかけたい、なんてところが昭和の発想かもしれませんね。
近い将来に電動バイクが主流になった時、わざわざヘルメットをかぶったり、つまり今当たり前にしていることを自分なりにわざわざなイベントとして捉えられたらなと思います。バイクは手間をかけるから面白いんですよね。
メニューは、パスタ、ピザ、どんぶり、生姜焼き定食など、種類が豊富。
僕はパンが大好きで、パスタよりもバゲットを主役にしちゃいました。これでテーブルワイン(本人、下戸)や炭酸水があれば、欧州ムードですね。
素直な表現で正直に言いますと、”市営プールの食堂”から連想するものより遥かに美味しくて、とりあえず一時間くらい走って帰ってこようかなって時の立ち寄り先にぴったりです。
カジュアルなウィンタークラリティジャケットでぶらり立ち寄り、コンテンドジャケットであればワインディングに行きたくなります、それはまたの機会に。
パーティー内に装備を間違えたメンバーがいて(下 写真の左側)、高速道路上で寒い寒いと連呼していたのでホットレモネードをお見舞いし、いかなる冷気をも跳ね返さんとする屈強なメンバー(下 写真の右側、職業が戦士ならば並び順は先頭担当)にはジンジャーエールを。
装備を春に寄せすぎたマネージャーはHPの消耗激しく、そして筆者はただ満腹になるとすぐに眠たくなるタチで、食後にだいぶまったりとさせていただきました。
シーズンイン直前、かつ、平日、さらには昼と夕方の間という絶妙な時間帯ゆえに、貸切でした。だいぶ色味はいじっていますが、雰囲気の良い、穏やかな時間が流れるお店でした。お店の方にも優しくしていただきました。
PS5が手に入らないねぇ、なんてボヤきつつも、ゆったりと色んな話ができた有意義な時間でした。
しかし本当に手に入らないです、PS5さんは。昨年のゴールデンウィーク頃に快適に引きこもるために作ったゲーミングPCはあれど、ゲームのグラフィック演算と配信の負荷を分散するために、やっぱり欲しいんです。PS5。そんな趣味の話もまた今度。この日は、VRじゃなくてリアルの景色と風を堪能したので大満足。
この日はオーバーパンツなし、シューズはメッシュをチョイス。Ténéré700の車高だと、足を投げ出してもソールがギリ地面に届かなくてストレッチも楽チン。高速巡航するにはノーマルスクリーンがちょっと低くて交換するか悩んでいますが、首都高の範囲内で乗ることが多いので、ハンドリングが軽い低めのスクリーンのままでいいかと。
(あ、書いてて思った、都度交換すればいいんだ)
モカシンを消耗させたくなくて、なるべく温存しているつもりなのですが、履き心地が楽すぎてついつい履いちゃいます。このルックスで、軽くて柔らかいので僕は名作だと思っています。久しぶりにネオブーツを新調しようかなとも迷いつつ。
ややトゥーマッチだったのが、グローブ。グリップヒーターOFFでも、ウィンタースペックで少し汗ばんでしまいました。ただし、隙間風がジャケット内に侵入すると全身が冷えるので、ネックウォーマーはまだ外せそうにありません。
もう少し足を伸ばせば、久里浜港。そこから船で千葉県の金谷港に渡れば大きく周遊できます。流石に今時期の海上の風は厳しそうなので、暖かくなったら久しぶりに行ってみましょう。
さて、そんなショートトリップを楽しんで参りました。今回の記事は、文章少なめ写真多め。
ちょいとお手間ではありますが、一番上の写真をもう一度ご覧になってからタブを閉じてください。
上半身ガルジャケットの軽めの質感に対して、下半身アロフトパンツのボリュームがちょっと多いですね。
オーバーパンツにしてはスリムな方ではありますが、やはりアロフトは上下組み合わせた時のバランスが一番いいかなと。でももうすぐアロフトからメッシュへ切り替えになると思うと、なんだか冬を恋しく思います。
ということで、都内からのお散歩ルートとして参考になれば幸いです。
DUCATIの新型MonsterにドキドキしているREIがお送りしました。