パドックでは後方注意!? コースの外でもMotoGP™ライダーたちは疾走する……のかも

ヨーロッパで行われるロードレース世界選手権(MotoGP™)は、日本GPとはまた違った雰囲気が満載です。今回は、MotoGP™第9戦ドイツGPのパドックの様子を写真でお届けします。ドイツらしい雰囲気も感じられる……かも?

MotoGP™第9戦ドイツGPは、ドレスデン空港から車で約1時間半ほどのところにあるサーキット、ザクセンリンクで行われます。当初は公道でもレースが行われていたそうですが、現在のザクセンリンクは全長3.7kmというコンパクトなクローズドサーキットになっています。MotoGP™第9戦ドイツGPが開催されるウイークの木曜日には、ライダーたちが徒歩や自転車でコースを回っていました。ご覧のように、アップダウンのあるコースです。

ザクセンリンクのパドックは、パドック1とパドック2の2つに分かれています。こちらはMotoGP™クラスや、Moto2™クラス、Moto3™クラスのトップチームのチームトラックが並ぶパドック1。ピットに隣接しています。なんでもこうしたパドック割りは、成績によるそう。シビアな世界ですね。

こちらはパドック2。Moto2™クラス、Moto3™クラスのチームトラックに加えて、チームクルーやライダーが食事をしたり、チームがゲストをもてなすホスピタリティが並びます。こうしたチームトラックやホスピタリティは、ヨーロッパで開催されるMotoGP™ならではの光景でしょう。

パドックでは、スクーターで移動するライダーやチームスタッフの姿がありました。残念ながら顔が隠れてしまいましたが、こちらはアレイシ・エスパルガロ(Aprilia Racing Team Gresini)。スクーターにタンデムで乗るMotoGP™ライダー、なんだか斬新。ちなみに、けっこうな人が歩くパドック内でも、スピードは速めです。また、パドックの移動では電動スクーターなども使用されていて、音が静かなので、歩いていると急に追い抜かれてびっくりすることも。

パドックの移動には自転車も使用されています。ドゥカティのホスピタリティに並ぶ自転車とスクーター。

ドイツらしく、BMWの車も展示されていました。

いかがでしたでしょうか。ヨーロッパでMotoGP™を観戦する際には、パドックを覗いてみるのも面白いかもしれませんよ。

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