おすすめのバイクグローブを選んでみた!クシタニ至高の春夏グローブはこれだ!

2022年クシタニのグローブラインナップを見ると、メッシュグローブだけでも7種類、通年グローブは12種類もラインナップされています。

クラッチ操作やアクセルワーク、最近の多機能なバイクならボタンの操作も煩雑化しているので、グローブは操作性が大事です。

筆者の場合は撮影でアクションカムの操作が必要になるケースもあるので、防御力を気にしつつも操作性を重視して選んでます。

クシタニのグローブはサイズが幅広いのが魅力

操作性を重視するなら気を付けたいのがサイズ選びです。

特に親指部分の余りが大きいとウインカー操作に支障をきたすので、交差点毎にストレスがたまります。

そのため基本的にグローブはオーバーサイズNG。自分にピッタリのサイズを選ぶことが大事です。

クシタニのグローブの殆どはSサイズからXLまでの5サイズ展開されていて、製品によってはXSも用意されています。

今回は4種類のクシタニグローブを着用して至高の逸品を選んでみました。

K-5340 エアーGPSグローブ

バイク用メッシュグローブ クシタニのエアーGPSグローブ
エアーGPSグローブ
  • 型番:k-5340
  • 商品名:エアーGPSグローブ
  • サイズ:XS・S・M・L・LL・XL
  • カラー:ブラック・ホワイト・ブラック/レッド

 

クシタニのメッシュグローブ中で一番防御力に優れたモデルがこちら。

 

ナックルガードは革でできているので、甲が痛くならない
ナックルガードはフローティングされている

 

表生地に引き裂き強度に優れた撥水牛革が採用されており、甲部分のプロテクターは一部フローティングされるなど操作性と防御力を両立。

 

全ての指にプロテクターが装備されており、小指と人差し指はザイロンを使用
全ての指にプロテクターが装備されており、小指と人差し指はザイロンを使用している

 

小指と薬指部分はケブラーの2倍以上の強度を誇り、耐熱性や難燃性にも優れるというザイロンで補強され、親指、人差し指、中指部分もクッション性のある素材がサンドされた革で補強されています。

 

地面に手を着く部分もクッション性に優れた素材でしっかりとカバー
地面に手を着く部分はクッション性に優れた素材でカバー

 

手のひら側は地面に手を着く際に設置する部分(小指球)にクッション性のある素材をサンドした革で補強。

 

グリップ部分には滑り止めつき

 

アクセル操作する際にグリップと接する部分(指尖球)に滑り止め素材を採用することでグリップ力を高めています。

手のひら側と甲側では径の異なるパンチングが施されており、特に甲側の補強されていない箇所は全て細かいパンチングが入っています。

 

グローブの内側はさらりとした内装がついているので、汗をかいても快適に着脱可能
手を入れやすい両面内装付き

 

実際に手を入れてみると、内装にメッシュのポリエステル素材が採用されてるのでさらりとした感触。

使い始めから操作性に違和感がありませんが、しっかりとしたレザーの質感が感じられるので使うごとに手に馴染んでいくに違いありません。

親指、人差し指にはスマホタッチ機能を採用、保水しにくい撥水牛革は乾きやすいのもポイントです。

 

K-5342 レイヴンメッシュグローブ2

クシタニの春夏用バイクグローブ レイヴンメッシュグローブ2
レイヴンメッシュグローブ2

 

エアーGPSグローブがレーシーな見た目なのに対して、レイヴンメッシュグローブ2はシックでシンプルなデザインが採用されています。

 

レザージャケットに似合う革製のメッシュグローブ

 

表生地は牛革と山羊革を採用し、甲部分と各指にはクッション性のあるプロテクターが配しつつ小指には革の補強が入っています。

 

地面に手をつきやすい部分はクッション性のある素材でガード

 

手のひら側の小指球はクッション性のある素材をサンドした革で補強していますが、デザインを重視して最低限です。

 

手のひらに滑り止め用の素材を使用しているバイクグローブ

 

グリップ力をアップさせる滑り止めに関してはこちらも広めに配置されていて万全。

 

涼しいレザーメッシュグローブ
プロテクターは入っていますが、補強は少ないのでパンチングによる風通しが良い

 

手のひら側と甲側で径の異なるパンチングが施されていますが、こちらは手首の上あたり(手根)にもパンチングされていて、甲側も補強が少ないシンプルな見た目で蒸れにくさや風を取り込める量はエアーGPSグローブよりも優れています。

 

涼しくて蒸れにくい、革製のメッシュグローブ
甲側はメッシュ内装がはられている

 

実際に手を入れてみると手の甲側にはメッシュ素材が採用されているものの、手のひら側は見送られています。

そのため手を入れる際には多少抵抗があり、プロテクターもフローティングされていないので、握った時に多少のツッパリ感があります。

ただあくまで先に試したエアーGPSグローブと比べたらの話で、使い始めから特に違和感はありません。

 

指にシャーリングが付いていて動かしやすい
シャーリング付きで動かしやすい

 

アクションカム操作の際に使う、人差し指部分と中指部分にシャーリングが施されているのもポイント。

親指、人差し指はスマホタッチ対応です。

 

K-5338 コンクルージョンエアーグローブ

クシタニのバイク用メッシュグローブ コンクルージョンエアーグローブ
コンクルージョンエアーグローブ

 

前述した二つのグローブがレザーメインなのに対して、こちらはストレッチ性に優れるメッシュ素材を採用した一双。

 

スエード調で滑りにくく劣化のしにくいグローブ
スウェード調の人工皮革

 

手のひらには人工皮革を採用しておりスウェード調に加工されていて、ポリウレタンを基調とした合成皮革と比べると経年劣化しにくいのがポイントです。

 

樹脂製ナックルプロテクター付きのバイク用グローブ

 

手の甲側には大きめの樹脂製プロテクターが配されていますが、主素材がストレッチに優れているので握ってもツッパリ感がありません。

 

指にもしっかりとプロテクターのついたバイク用グローブ
親指と中指以外に補強が入っています

 

小指、中指、人差し指はクッション性のある素材をサンドした牛革で補強され、小指球部分にも同じく補強が採用されています。

滑り止めに関しては、こちらも前述した二双と同様。

基本的に風を通さないレザーに開けたパンチングレザーグローブと比べるとメッシュ生地は全面が風を通すので涼しさはダントツ。

 

蒸れ対策のために手のひら側にもパンチング処理のされたメッシュグローブ
蒸れ対策のために手のひら側にもパンチング処理がされています

 

更に吸湿速乾性に優れているので、手汗をかいてもべたつかず、手のひら側の人工皮革も指部分には親指以外の全てに二個ずつパンチングされています。

 

肌触りの良いネオプレン素材を使用したバイク用グローブ
ウェットスーツなどに使われる伸縮性と肌触りに優れるネオプレン素材

 

手首部分は肌触りが良くストレッチ性に優れたネオプレン素材を採用しているためアクセル操作などの際に手首をひねってもストレスがありません。

サイズ感的には他のグローブと変わらないのですが、ストレッチ素材を採用しているからかフィット感に優れていて操作感はダントツに良いグローブです。

親指、人差し指はスマホタッチ対応です。

 

K-5344 グラナイトグローブ

クシタニの新作レザーグローブ グラナイトグローブ
グラナイトグローブ
  • 型番:K-5344
  • 商品名:グラナイトグローブ
  • サイズ:XS・S・M・L・LL・XL
  • カラー:ブラック・ブラウン・オリーブグリーン

 

先日気温27度の中でツーリングに出かけましたが、山の中を走行していると想像以上に気温が低くメッシュグローブでは寒く感じました。

真夏でも出かける場所によっては、3シーズン用グローブの方が適している場合があります。

2022年春夏向けに新しくリリースされた3シーズン用グローブがグラナイトグローブ。

 

クシタニのグラナイトグローブとエアーGPSグローブを比較
甲側の主素材はエアーGPSグローブと共通の撥水牛革

 

主素材は甲側にエアーGPSグローブと同じ撥水牛革、手のひら側にコンクルージョンエアーグローブと同じ人工皮革を採用しています。

 

レザージャケットに似合う、樹脂製ナックルプロテクターを装備したレザーグローブ
甲側には樹脂製ナックルプロテクター装備

 

プロテクターは甲側に樹脂製プロテクターを内蔵しており、手のひら側には小指球にプロテクターとしてクッション性に優れた素材をサンドしています。

 

高級感のあるバイク用革製グローブ
起毛素材で高級感があります

 

滑り止めは他のグローブ同様ですが、こちらは起毛素材を採用しており高級感があります。

風を通さないレザーのグローブなので、適温としては10度ぐらいから25度ぐらいといったところ(筆者主観)

 

ライディンググローブが豊富なクシタニで、お気に入りのバイク用グローブを見つけてみては
コンクルージョンエアーグローブと同様のネオプレン素材を手首に採用

 

手首部分にネオプレン素材を採用している点はコンクリュージョンエアーグローブ同様で、手を入れる際には甲側は内装付き、手のひら側は肌触りの良い人工皮革なのでスルリと入ります。

操作性の良さはエアーGPSグローブと同程度なのですが、人差し指が縫い代にあたるような感覚がありました。

多くの人は気にならないと思いますが、アクションカムの操作で人差し指を使う筆者的にはマイナスポイントでした。

親指、人差し指はスマホタッチ対応です。

筆者的至高のグローブはコンクルージョンエアーグローブ

4つのグローブ全てを試着してみて、筆者的にはコンクルージョンエアーグローブが一番気に入りました。

きちんと防御力を確保しながら、操作性の良さが抜群なので筆者の用途にはピッタリ。

一方多くの人にとって良いグローブというとエアーGPSグローブなのではないかと思います。

クシタニのグローブ中屈指の防御力を誇りながら操作性の良さも素晴らしく、革の質感がしっかりしているので所有感と育てる楽しさがあります。

あなたにとって気になるグローブはありましたか?クシタニの直営店は試着もできますので試してみてください。

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