どうも、アイキョウです。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきて、神奈川県も寒い時は0度とかになってきました。
0度とかになってくると、上半身は高機能インナー、保温性に優れたミッドレイヤー、防風、断熱性に優れたアウターの3枚は着用すると思います。
下半身は高機能インナー、防風、断熱性に優れたパンツ。更にオーバーパンツを重ねることもあるはず。
つまり上も下も3枚ぐらい重ねると保温性や断熱性を確保しやすくなるわけですが、難しいのが手や足です。
足先や指先の冷え対策はどうしてますか?と質問されることが多いですが、足先に関しては足先だけ温める電熱かカイロ、もしくはオフロードブーツですが、オフロードブーツは手間がかかりますし、電熱やカイロは面倒なので、今のところ厚手のメリノールの靴下が最適解となっています。
指先に関しては電熱グローブ、もしくはインナーグローブを推奨していましたが、やっぱり電熱は面倒なので、インナーグローブを推奨しています。
僕自身はインナーグローブも靴下に関してもアウトドアメーカーの製品を使っているんですけど、クシタニの製品で良さそうなアイテムを見つけたので買ってみました。
それでは早速商品を紹介します。
K5603 ウォームインナーグローブ

- 価格:3850円
- カラー:ブラックのみ
- サイズ:M・L
普段クシタニのグローブはSサイズを買っているので、Mサイズを購入しました。
大きいかなと思ったのですが、ストレッチ性のある素材なのでMサイズでも問題なし。

デザインはシンプルでクシタニのロゴが小さくプリントされているのみ。バイク用品メーカーっぽくないので、パーキングエリアでグローブを外した後も付けておけば、行動中に指先が冷えるのを防ぐことができます。
残念なのはスマホタッチには対応していない事。フィット感が良いので行動中に外さなくても大抵の事は出来ちゃいますが、キャッシュレス決済とかの時にスマホを操作できないのは残念です。

バイクメーカーらしい配慮だなと思ったのは、指先部分に樹脂系素材のプリントが入っていて、マジックテープがくっついて毛ば立たせないための配慮となります。
素材には髪の毛よりも細いマイクロファイバーを編んで作ったメリルという素材が採用されています。
肌触りとしてはサラサラとした質感で薄手なので、どのようなグローブの下に着用したとしても邪魔になることはなさそうです。

更にこの薄手の素材を肌面に関しては起毛処理することで保温性を上げています。
それとコットンと比べると速乾性に優れているのも直接肌に触れるインナーグローブとしては嬉しいポイントです。
K-4628 ウインターアシストソックス

- 価格:3850円
- カラー:チャコールシルバー・チャコールレッド
- サイズはM(23~25.5)L(26~28)
自分の足サイズは靴によって25.5か26.0。。。
どちらか迷いましたがMサイズで問題なしでした。ストレッチする生地なのでサイズが微妙な人もあまり気にしなくて大丈夫です。、
ちょっと面倒なのが左右があるという点です。左右それぞれ別設計にすることで高い機能性を有していることになるんですが、履く時にはやや手間です。

つま先の形を見れば、どっちの足用かわかりますが、履き口を裏返すとRとLの表記があるので、こちらで確認することも可能です。
機能性に関してはハイテクの一言。
ふくらはぎ付近はテープ編みという構造を採用していて、サポーターのように筋肉をサポートする設計になっています。
長時間のライディングで足がむくみやすいという人は、ある着圧効果も期待できます。

サポーターなどの素材としても使われるコアホットを一部に使っています。セラミックファイバーを混紡したもので遠赤外線によって暖かくなり、更に吸汗速乾性にも優れています。

足首部分を支えるようにクロステープ編み構造も採用されているので、これは靴下というよりサポーターに近いような構造になっているように思います。

冷えやすい指先に関してはウール素材を採用しつつ、汗をかきやすい指先の一部だけメッシュ編みにすることで蒸れも開放する設計になっています。

横から見ると土踏まずの部分がへこんでいて、土踏まずが潰れて偏平足状態になってしまうのを防ぐアーチサポート形状を採用しています。

底面はグリッププリントが採用されているので、靴がずれるのを防ぎ、片足でバイクを支える時などにサポートしてくれそうです。
個人的に嬉しかったのは抗菌消臭機能も採用されている点です。
冬場はただでさえ厚手の靴を履くことが多いので足が蒸れて匂いが発生しがち、食事休憩の際にお座敷に案内されてしまうとドキドキしてしまう事もあります。
この靴下は消臭効果を有しているので、休憩時に靴を脱ぐときにもある程度安心することができます。
実際に両方使ってみた結果

レイヴンウインターグローブの下にウォームインナーグローブ、革ライディングブーツの下にウインターアシストソックスを着用して走行してみました。
Mサイズのウォームインナーグローブに重ねて着用しましたが窮屈過ぎることなく、操作性も問題なし!
そして普段なら走行しているうちに徐々に指先が寒くなってくるところですが、指先の冷えに悩まされることがありませんでした。
グローブを外す時も手汗はインナーグローブが吸ってくれるので楽々です。
ウインターアシストソックスの方は玄関で冷え切ったブーツに足を入れても、冷たさを感じることがなく、厚手メリノウールの靴下よりも断熱性に優れている印象です。
靴にはギリギリ納まりましたが、比較的厚手なので場合によっては中敷きを抜くなど対策が必要かもしれません。
性能的には靴下で出来る足冷え対策としては最強クラスなので、これでダメなら電熱かカイロを使うしかないかもしれません。
指先、足先こそしっかりした対策を
ジャケットやパンツは高くても買うのに、靴下やインナーグローブは高機能な物を選ばない人がいます。
ですが足先指先が冷えてくるとペダルやレバーの操作がしにくくなってきます。
クシタニでは足先、指先を守るための装備もありますのでお試しください。