アラフォー、短足体系でも格好良く見えるパンツ クシタニにあります

クシタニの製品はライディングを意識しているため、バタつきが発生してしまうようなゆとりあるシルエットの商品は少なめ。

数年前にクシタニの革ジャンMサイズを買うために合計10キロの減量に成功し、見事に着用できるようになりましたが「もう少し痩せよう・・・」と決意させられた商品があります。

それが今回紹介するK-1984 EXPAND WIND CUT PANTS(以下ウインドカットパンツ)です。

今期クシタニの冬用ライディングパンツはK-2831アロフトパンツも用意されており、こちらも一枚で着用できるパンツです。

ただゆとりがあるシルエットに加えて中綿も入っているので、街歩きの際には脱ぎたいところ。

加えてこの記事が公開されるのは2月頃の予定なので、これから購入すると出番は少なめになってしまいます。

そこで今回はウインドカットパンツと共に今から買っても長く使えるミッドインナーボトムスもご紹介します。

K-1984 EXPAND WINDCUT PANTS

  • 価格23,100円
  • カラー:ブラック・ブルー・ライトブラウン・オリーブ
  • サイズ:28インチから36インチ
  • プロテクター:膝(ソフトプロテクションパット)

パンツのシルエットは大きく分ければワイド・レギュラー・テーパード・スキニーの4つにわかれます。

ワイドは太め、レギュラーは普通、テーパードは裾に向かって細くなる、スキニーはボディラインが出る細めシルエットになっています。

アラフォーの昭和体系、いわゆる短足の筆者がワイドパンツを履くと胴長が際立ってしまいます。

試しに「アラフォー 短足 パンツ」って検索してみて下さい。

色々なファッションサイトが出てきますが、アドバイスを要約すると

ワイドパンツは選ばないということ。

最近はシェフパンツなど太めパンツがトレンドですが、ファッションIQが低い筆者のようなおじさんが履くと幼く見えてしまうことも。

手軽なのは体系をカバーしつつ細く見えるテーパードシルエットやスキニーなどを選ぶ事みたいです

そもそもバイクで使うとなるとワイドパンツはバタついてしまうので向いていません。

前置きが長くなりましたが、ウインドカットパンツはシルエット的にはスキニータイプになります。

ただ一般的なスキニーはバリバリにストレッチするのに対して、クシタニのウインドカットパンツはストレッチ性弱め。

あまりピッタリサイズを選ぶと動きにくく感じてしまうかもしれません。ちなみに筆者は普段28インチ、もしくはSサイズのパンツを履いていますが、29インチでピッタリでした。

ただアドベンチャーやスーパースポーツバイクに乗ろうとすると、足をあげる際に突っ張る感じがあります。

学生時代サッカー部だった筆者は半分幽霊部員でしたが、ウエイトトレーニングが好きだったので太ももが太め。パツパツになりすぎてしまうんです。色々なバイクに乗ることを想定するなら30インチを選ばないと厳しそう。

つまり通常は1サイズアップ、太ももが太めの人は2サイズアップがお勧めです。

生地は3層構造で表にハリのある生地、裏地には保温性が高く足入れしたときに冷たく感じにくい裏起毛。中間には透湿防風フィルムをサンドしています。

スキニーフィットのパンツは常に肌に触れる形になるので、表面の生地が冷えると冷たく感じますが、防風フィルムの内側に裏起毛を採用することで冷たく感じにくい構造です。

とはいえ、10度以下だと生地がガッツリ冷えて冷たく感じますし、1枚で快適なのは春先や秋口などの少し寒く感じたり、温かく感じたり天候によって体感が変わりやすい時期です。

防風性能だけのフィルムの場合には蒸れを感じやすいですが、透湿性も兼ねているフィルムが採用されているので、使える温度帯が広いのが魅力の一つといえます。

機能性の面では腿の両側にファスナー付きのポケットを装備。

物を入れていても足の上げ下げなどで違和感がなく、グローブをしたままでも使いやすいようにストラップが採用されています。

またバイクに跨った際に当たる部分は生地を二重にすることで強度を確保しています。

真冬などに重ね着してツーリングに行きたい場合には高機能タイツよりもオーバーパンツの方がお勧め。

かなりの細身シルエットなので、中にタイツなどを追加すると動きにくくなってしまいます。

K-1311 ミッドインナーボトムス

  • 価格:14850円
  • サイズ:M・L・LL・XL
  • カラー:ブラック

聞こえてきます。インナーなのに1万5千円近くするのかよという声。確かに防風機能を備えたインナーはもっと安価で販売されています。

ただ安価な製品に関しては防風性を持たせるために生地表面にポリウレタンコーティングを採用していたり、サンドするフィルムに防風性のみ持たせていることが大半です。

ポリウレタンコーティングは機能としては素晴らしいですが、使っているうちに加水分解してしまう特性があり、長く使うことができません。

また防風フィルムを採用すると、高い気密性を得ることになるので防寒性も高くなりますが、汗を通さないので汗冷えの原因になってしまうことも。

ミッドインナーボトムスは3層構造を採用しており、表裏にハリのある生地を採用しつつ、中間に防風透湿フィルムをサンドしています。

実際に触ってみるとタイツの生地感ではありません。生地が3枚重ねられているので適度に厚みがあります。

ストレッチ性もありますが、膝裏などには更にストレッチ性に優れた2ウェイニットを採用することで動きやすさを確保しています。

生地が厚いのでスキニーフィットパンツなどに合わせるのはお勧めできません。テーパードやレギュラーのパンツに合わせるのがピッタリです。

裏起毛や中綿などの保温層はもたないインナーですが、防風フィルムを採用しつつ生地が厚手なのでパンツを一枚履いているぐらいの暖かさはあります。

1枚持っておくとオールシーズン使える万能インナーといえるでしょう。

ちなみに一般的なライディングデニムとミッドインナーボトムズを履いてバイクで走行してみましたが、気温6度の状況でも寒く感じません。

保温層を持たないので暖かいわけではありませんが、風が冷たいと感じることはありませんでした。

寒さは個人差があると思いますが、筆者なら片道1時間半程度までならオーバーパンツは不要と感じます。

格好良く着こなしたいから痩せる

アラフォーになると、何も意識しないと体系は崩れる一方。

ただ何か目標がないとモチベーションが維持できません。

前回はクシタニの革ジャンを格好よく着たくてダイエットに成功しましたが、今回はクシタニのパンツを格好良く着こなすために下半身の筋トレをしっかりやっていきたいと思います。

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