今更ながら僕がEXPLORER RIDE JEANSを選んだ理由

身長183cmでクシタニのエクスプローラージーンズを履いた場合の商品レビュー
みなさんこんにちは、エクスプローラーライドジーンズに首っ丈、REIです。REIVLOGのREIBLOG、続きです。

今日のお題はレザージーンズについて。これまでも撮影で着用したり、ロケで走らせてもらったり、その良さは理解していましたが、自分には不要なものと思っていました。ですが、体力の衰えか、精神的に成熟したのか、エクスプローラーファミリーになりました。後者であれ、と切に願う。

あ、4月6日に39歳になりました、レイパパンとレイママンに感謝。来年の同じ日に40歳になると言われています。

で、今日は、何を悩んでいて、結果として選んで満足している理由についてお話しします。

エクスプローラージーンズをスキニー加工

これが悩んだ理由です。

  1. 長距離で快適なのは理解していたが、そもそも今は長距離走ることがない。
  2. 撥水牛革で雨具要らずなのは理解していたが、アロフトパンツを持っている。
  3. シルエットが太くて、自分のボディラインに合わない。

あと、価格が高い、と言うのももちろんありますが、レーシングスーツの価格のおかげでいい感じで麻痺しているので、良さを考えれば納得していました。言い換えれば、レーシングスーツに通ずるメリットとハピネスが待っているのもわかっていましたが、いわば時間の問題でしかなかったわけですね。

エクスプローラージーンズを買う理由、買わない理由

永遠の憧れ、手に入ることのない高嶺の花みたいな存在でしたが、これ以上のものを手にしているセクシーサーティーナインの僕としては、心の拠り所がありまして。

それが何かと言いますと…

レーシングスーツ サーキットでのモデル着用画像

はい、レーシングスーツです。当時、サーティーエイト。

クシタニのレザーだからこそ得られる密着感、プロトコアレザーとパターンがもたらす”第二の肌”として馴染む運動性能の高さ、部屋に展示した時のオブジェとして美しさ。

でもですね、こういう着心地とタンクやシートに対するホールド性の恩恵って、何もクローズドコースだけにしなくてもいいんですよね。ストリートでツナギを着るかというとなかなかハードルが高いですしね。

僕にとってのエクスプローラージーンズとは、公道用のスーツなんです。

エクスプローラージーンズと普通のデニムの比較

ツナギの良さを知っているからこそ、前に進むことを決意しました、トレンタノーヴェだし。イタリア語で39ね。

悩んだ理由をもう一度。

  1. 長距離で快適なのは理解していたが、そもそも今は長距離走ることがない。
  2. 撥水牛革で雨具要らずなのは理解していたが、アロフトパンツを持っている。
  3. シルエットが太くて、自分のボディラインに合わない。

何も長距離ツーリング専用品じゃないんですよね。ツナギの年間着用回数は、仕事によりけりではあれど、着用しない月もある。それに比べてエクスプローラージンズは何なら毎日履いて、日割り換算を自在に加速させられる、着用回数が伸びるほどに帝国ホテルの珈琲一杯より下げられる。10年以上着用して、再染色するためにメンテナンスするライダーの方がいるのは知っていましたから、限りなくゼロに近づくとも分かっていました。

ええ、はい、なんでこれまで履いてこなかったんだろう、38歳以前の自分め。

エクスプローラージーンズの裾丈と裾処理

理由その1はサクッと乗り越え、理由その2について。

2021年5月現在、もう暑いからアロフトパンツは封印です。やっぱりK-3025 STRETCH RAIN SUITを着た方が軽くて楽です、これ絶対に。オーバーパンツでなくて、要は一枚で済めば薄着で快適ですよね。

実はですね、理由その3が一番の悩みでした。

僕が選んだEX-1217R EXPLORER RIDE JEANSは、エクスプローラーファミリーで最もスマートでローライズ。それでも太くて、どうにかスキニーなタイプが発売されないかなーと思っていたところ、裏メニューでカスタムしちゃえばいいじゃないかと店員さんがボソリ。これだからプロにボヤくとロクなことがない、すぐに解決策を持ってきちゃうから。参りました。そろそろ大人になります、ボク。

で、今回参考にしたのがDIESELのSLEENKERというモデル。超絶スキニーで、履きこなすのは難しい一本です。自分で言うのも何ですが、僕が履くとめっちゃくちゃセクシーでかっこいいです。逆に言うと、ガリホソのもやしゴボウ族でなければ履けないくらいにひどく細いシルエットで、ストレッチが効いていなかったら足を通すことすら困難な攻めたデザインです。

エグザリートレザーなら適度に伸びるから大丈夫だろうと思っていましたが、裾を同じ幅まで詰めてもらっところ、脱ぎ履きがチャレンジングな仕上がりとなりました。ツナギみたいにファスナーをつけたろかい。

正直に言うと、もっとローライズにしたいくらい。これは体との相性や好みがありますが、ローライズなほど僕は前傾姿勢が取りやすいです。本来は股上が深いほどお腹に食い込まないはずですが、僕はスーパースポーツに乗ることが多いこともあって、ホールド性に次いで、動きやすさも求めました。個人的には、体型問わずローライズがオススメです。特にEX-1217R EXPLORER RIDE JEANSは、立体裁断で膝を深く曲げた姿勢でも皺が溜まりにくいので関節や肌が楽です。

一般アパレルのジーンズでバイクに乗るか、エクスプローラージーンズを履くか

悩んだ理由がこちら。

  1. 長距離で快適なのは理解していたが、そもそも今は長距離走ることがない。
  2. 撥水牛革で雨具要らずなのは理解していたが、アロフトパンツを持っている。
  3. シルエットが太くて、自分のボディラインに合わない。

そして解決した結果がこちら。

  1. 短距離や公道でも気軽に使えるレーシングスーツを手に入れた。
  2. オーバーパンツいらずで荷物も少なくて軽快。
  3. カスタムしてスキニーにしたから自分に似合う、気分が良い。

ということで、大満足です。完全にはウルトラスキニーはコピーできなかったけど、動けなくなりそうなので、これがちょうどいい塩梅ということですね。

40代になってもこれを履ける体型を維持して、確実に10年は酷使してやる予定です。

もっと早く作っておけばよかったと後悔していますが、それもここまで、もう決着。
ぜひお店で店員さんに相談してみてください。

メンテナンスしてもらえますから10年以上履けますし、体型が変わってカスタムすることもあるそうな。
自信を持って激しくオススメします。

エクスプローラージーンズの良さをすでにご存知の諸先輩がたにおかれましては、レーシングスーツを試着してみてください。もっと上がありますから。

ちなみに、暑がりな僕はEX-1216M EXPLORER MESH JEANSとも迷いましたが、メッシュは魅力的でも防水性能を下げてしまうデメリットと天秤にかけて、暑いのは我慢することにしました。暑すぎる時は、K-2373 AIR RIDE WORK BOTTOMSを履きますしね。

エクスプローラールーキーのREIがお送りしました。

実際に着用している様子はこちらの動画をご覧になってください。

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