普段着でも兼用しやすいクシタニのライディングジャケット3選

どうも、相京です。

今日は普段着でも兼用しやすいクシタニのライディングジャケット3選をご紹介します。

クシタニは数あるバイク用品メーカーの中でもハイブランド。

僕が持っている洋服の中でもクシタニの革ジャンが一番高額で一生モノと思って購入しました。

バイクだけ使うにはもったいないので普段着としても活用していますが、今回はより使いやすい製品を3着紹介します。

K-2400 アメニタジャケット

  • 価格:4万1800円
  • カラー:ホワイト/ブラック、レッドトーン、ブルートーン、オレンジ/ブラック、オリーブ/ブラック
  • サイズ:M、L、LL、XL

 

プロテクターは肩・肘にCEレベル2プロテクター。

背中にはソフトベンチレーションパットを装備していて、胸部プロテクターはオプションで追加可能です。

オレンジやレッド、ブルーはバイク乗車時の視認性的は良好ですが、オリーブ/ブラックかホワイト/ブラックのどちらかが街着にはマッチします。個人的にはホワイト/ブラックが推しカラー。

形的にはアウトドアメーカーのマウンテンパーカー、アルパインジャケットと呼ばれるジャケットに近い形です。

僕はモンベルのマウンテンパーカーを持っていますが、比べるとシルエット的にはバイク用に調整されています。

マウンテンパーカーは重ね着する前提で設計され、動きやすさ重視なのでシルエットはゆったり。

クシタニのジャケットはアームホールから袖まではプロテクターが入る前提なのでゆったりしていますが、身頃は走行時のバタつきを考慮してタイト設計です。

ただフロントのファスナーがダブルになっていて、一度ファスナーを開けて内側のファスナーにするとサイズが拡大して身頃に余裕ができます。

拡大後のサイズ感はアウトドアメーカーのマウンテンパーカー相当ぐらい。

メインファスナーはアウトドアライクで風や水を通しにくい止水ファスナーを採用していますが、サイズ拡大後はファスナー横がエアインテークになります。

エアインテークは走行中に風を取り込みやすい二の腕の部分にも採用されており、こちらも止水ファスナーです。

背中にはエアダクトが用意されていてエアインテークから入った走行風が抜けるのでジャケットが膨らんでしまう事はなくバタつきも軽減されます。

フードに関しては背中にフードを固定してバタつきを軽減するためのループも用意。

プライベート使用する場合にはプロテクターは抜いて使うと思いますが、その際は二の腕にバタつき防止のサイズ調整がついているので少しきつめにするとシルエットが綺麗に整います。

ファッション業界でもマウンテンパーカースタイルの製品はありますが、形だけで生地のスペックが頼りないもの多いですがアメニタジャケットは対水圧10000mm透湿性能10000mm。

軽登山ならレインパンツだけ持っていけばジャケットはこれ一着で十分です。

ポケットは両脇と胸、それと内ポケットの4か所がありますが、いずれも容量は充分でスマホは収納可能。

僕なら今年から始めたツーリング+登山で使ったり、子供と遊びに行く際など幅広く使います。

サイズ感は普段Sサイズを愛用していますが、こちらはMサイズでピッタリ。サイズを拡張していない状態で中にトレーナーなどを着こむ余裕もあります。普段使っているサイズよりも1サイズアップで選んだ方が良いでしょう。

K-2404ベクトルジャケット

  • 価格:3万1900円
  • カラー:ブラック・ネイビー・グレー・ダークグレー
  • サイズ:M、L、LL、XL

プロテクターは肩・肘にCEレベル2プロテクター
背中にはソフトベンチレーションパットを装備していて、胸部プロテクターはオプションで追加可能です。

どの色もシックなので普段着でも使いやすいように思いますがネイビー推しです。

素材は風を通すジャージ素材なので、アウターとして使うなら信号待ちなどで停車していると熱いと感じるシーズン、東京だと5月後半から6月、9月後半から10月頃の20度台の比較的限られた時期となります。

ただ実は意外と汎用性には優れていて、たとえば革ジャンのインナーとして使うと一般的なパーカーと比べると丈が短く裾から極端に出ることがありません。

革ジャンのファスナーを開けたスタイルならインナーがある程度裾からはみ出していてもカッコがつきますが、走行中などに閉めたスタイルだとカッコ悪くなってしまう事も。

ベクトルジャケットなら丈もちょうど良いので重ね着しやすくなります。

重ね着して多少汗ばんでしまったとしても内装はメッシュなので吸湿速乾性に優れています。

裏起毛や中綿が入っているわけではありませんが、生地は比較的厚めなので保温性も低くはありません。

またストレッチ性が効いた素材が採用されているため、比較的タイトなフィットスタイルなのでインナープロテクターとしての運用も可能。

アウターにマウンテンパーカーやウインドブレーカーを追加することで幅広いシーズンに対応できます。

メインと胸のファスナーには止水タイプを採用するなどスポーツ用ジャージにはない高級感もあります。

両脇のポケットもファスナー付きなので物を落とす心配がなく、内ポケットもありますが、いずれも容量は充分でスマホは収まります。

質感の高いジャージという感じなので、同年代が比較的趣味にしているゴルフの打ちっぱなしなどで使っても良いと思いますし、僕は娘が習い事でバスケットを始めたので練習に付き合うのに使っても良いかなと思いました。

サイズ感的にはこちらもMサイズでピッタリ。全体的にタイトなシルエットですがストレッチ性に優れているので動きにくさはありません。こちらも普段サイズより1サイズアップがおすすめです。

K-0710レギュレーターライトジャケット

  • 価格:7万400円
    XLとL/3Wは8万1400円
  • カラー:オフホワイト、ブラウン、ブラック
  • サイズ:M、L、LL、XL、L/3W

プロテクターは肩肘背中にソフトベンチレーションパットを標準装備しています。

普段着兼用で使うならブラックが使いやすいように思います。すでに黒の革ジャンを持っているという人はオフホワイトやブラウンも良いかもしれません。

前述したようにクシタニのシングルジャケットを普段着として使っていますが、着用する際には多少気合がいります。

分厚い牛革を使っているのに、初めて羽織った時から動きにくさはなく、硬いと感じる事もないのですが結構重いです。
※重さを図ってみたら1.71kgでした。

革ジャンのベストシーズンとしては春先や秋口ぐらいだと思いますが、軽く羽織って出かけるという感じではありません。

それに比べるとレギュレーターライトジャケットはしなやかな山羊革を採用していて、羽織った時にとにかく軽く感じます。
※こちらは1.19kgでした。

加えて両脇と腕の内側にはストレッチ素材に切り替えられていて運動性が大きく高められています。

ストレッチ素材の部分は防風透湿フィルムがサンドされているので風を通さずに蒸れをのばす構造を採用していて、更に背中には開閉可能なベンチレーションが用意されています。

加えて両開きの両脇ポケットは上半分がエアインテーク、胸のポケットもエアインテークとしての役割も果たします。

ウォッシャブルレザーを採用したシングルジャケットは一生ものの革ジャンとして手放すことは絶対にないと思いますが、クシタニのベーシックモデルとして販売され続けており、大幅には変更されていません。

それに対してレギュレーターライトジャケットは色々な面で最新の設計が採用されており、使い勝手の面では大幅にアップデートされたモデルとなっています。

シングルジャケットを着用すると革に守られている感じがするので鎧を着るようなイメージです。それに対してレギュレーターライトジャケットはシャツを一枚羽織るような感覚で着用できます。

好みがわかれるところではありますが、気軽に革ジャンを着用したいという人や普段からガンガン革ジャンを使いたい方はレギュレーターライトジャケットがおすすめです。

こちらはフード付きのカジュアルなデザインではありますが、今期はフードなしのK-0711クロスオーバーライトジャケットという製品もあります。

アクティビティでも使ってみよう

そういえばクシタニのyoutubeチャンネルではジャケットをスキーで使っている動画がアップされていました。

僕は今年は登山で使ってみようと思っています。

クシタニのジャケットは過酷なライディングを快適、安全にするために高スペックで作られています。

デザインも洗練されているので街着やアクティビティでも使ってみてください。

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