古い街並みが残る岐阜県の山岳都市高山市をはじめ、飛騨地方から下呂温泉まで、スペインの小型モデル、レオンアート・トラッカー１２５で巡る
飛騨高山ツーリングスポット
- 岐阜県高山市
- 陣屋だんご
- 貴くら
- 天領酒造
- 下呂温泉
岐阜県高山市
“飛騨の小京都”とも呼ばれる、高山市。日本一大きな市町村としても知られ、江戸時代に幕府の直轄地となった高山の市街地には役所となった高山陣屋や、昔の佇まいの美しい街並みの三町など特徴的な江戸時代の古い街並みが残る。
陣屋だんご
高山陣屋のすぐ隣にある団子店。名物は甘くない醤油だれの「みだらし団子」みたらしではなく、みだらしとにごるのが高山流。食べ歩きに持ってこいの飛騨高山名物。
貴くら
高山陣屋のとなりの通り沿いにある、和牛の握りやや串焼きなどが楽しめる店舗。日本のブランド牛でもトップ５に入るという飛騨牛。和牛のランクは歩留（ぶどまり、A～Cの３段階）、肉質等級（1～５の5段階）で格付けされるが最高ランクとなるA5飛騨牛を軽くあぶり、握りずしとした飛騨牛にぎりは、口の中でとろける味わいが絶品という。
飛騨せせらぎ街道
高山市街地から太平洋と日本海の分水嶺である西ウレ峠を越えて郡上市街地まで、岐阜県道73号高山清見線・国道257号・国道472号・国道256号でつなぐ岐阜県北部の飛騨地域を南北に縦断する全長約64キロの道路。山岳地帯と河川、渓流に沿って走る標高差約７００mの山岳道路でもある。郡上八幡の城下町、雄大な自然の明宝の高原地帯、白樺やカラマツの森のウレ峠など、美しい自然が感じられ、紅葉の名所としても知られる。道中の道の駅パスカル清美、道の駅 明宝 磨墨の里公園では地元のグルメも味わえる。
天領酒造
飛騨萩原宿への出店にルーツを持ち、以来３４０年を数える、伝統ある酒造会社。飛騨の自然の恵みで育った酒造好適米「ひだほまれ」を飛騨山脈の地下水を用い、こだわりの自家製米などで飛騨の酒を造り続けている。天領酒造では酒蔵見学を通年を通して行っている（要電話予約）。
下呂温泉
室町時代の禅僧・歌人万里集九が有馬、草津とともに3名泉と称された。下呂のお湯は泉温、84度という高い温度で湧いている正真正銘の天然温泉。泉質はアルカリ性単純泉、無色透明、とてもまろやかなお湯という。リウマチ、運動機能障害、神経症、神経麻痺、病後回復、疲労回復など、pH9.2で天然の石鹸効果で、滑らかな肌ざわりは美容や健康づくりにも優れた効果あり。
レオンアート トラッカー１２５
04年にスペインで立ち上げられたブランド、レオンアート。シンプルな小排気量モデルを多数ラインアップしている。
トラッカー１２５は、アップタイプのマフラー、ゼッケンプレートなどヴィンテージなトラッカースタイルとなっているが、インジェクション採用セル始動の空冷単気筒１２４・６ccエンジンをスチール製ダブルクレードルフレームに搭載し、
フロントには倒立サスペンション、リアにはモノショックサスペンション、前後にディスクブレーキを採用し、現代的装備も標準で備えている。フロントタイヤ径は18インチ、リアタイヤ径は17インチ。車両重量は130㎏でシート高は850㎜。最高出力は８ｋW（10.８PS）/８５００rpmを発揮する。
