クシタニの新型レザージャケット速報!軽くて動きやすい革ジャン3選

以前、クシタニのシングルジャケット(Mサイズ)を着るために必死のダイエットを実施!

1年ほど頑張って、体をねじ込めるようになったので無事に購入しました。

このシングルジャケット、エグザリートレザーによる厚い革が採用されているので見ためからして重厚。

秋口から冬にはピッタリですが、春から初夏にかけては雰囲気が重く感じることも。

そんなとき、クシタニ2022SSのラインナップに軽量で動きやすい革ジャンを発見。

もう一個革ジャンを買うなら、軽くて動きやすいのがいいなぁと思ったので、ログズのライター特権を生かして全部マルっと借りてみました。

2022年春夏新作レザージャケット3型共通の特徴

 

クシタニ新作レザージャケットを全型比較します

 

今回紹介する3着には共通の特徴があります。

それは、レザーだけでなく、一部にストレッチ素材を採用しているということ。

メリットは以下の通りです。

1:より運動性能が高くなる

レザーは鞣しの段階の加工でストレッチ性をなくしてしまうこともありますが、本来は適度なストレッチ性があります。

ただバイクで使用する場合には高い運動性能が求められることから、アクションプリーツや立体裁断が採用されています。

レザーよりもストレッチする素材を追加するとことで更に高い運動性能を与えることができます。

2:シルエットをタイトにできる

レザーは一般的な布に比べると重いので簡単に風でめくれあがったりしないと思われがち。

ですがサイズが合っていないとめくれあがってしまいます。

ストレッチ素材を採用することで運動性をしっかり確保しながら、体に沿ったシルエットを実現します。

ただし、フルレザーと比べてデメリットがないわけではありません。

デメリット:レザーより引き裂き強度が劣る

布は日々進化していますが、いまだにレーシングつなぎにはレザーが採用されています。

これは未だにレザーの引き裂き強度が認められているから。

万が一の際にはフルレザーの方が身を守る性能は高いと言えます。

 

万が一に備えるか、万が一を防ぐか

フルレザーを選ぶか、レザー×ストレッチ素材を選ぶかはユーザーの選択にゆだねられますが、考え方としては万が一に備えるか、万が一を防ぐかです。

万が一の際には抜群の強度で体を守るフルレザー、万が一を防ぐための動きやすさを優先したレザー×ストレッチという考え方です。

少し小難しい話をしましたが、単純に春から夏にかけて、冬に比べてミドルレイヤーが薄着になります。

よりタイトにスタイリッシュに革ジャンを着こなしたいならレザー×ストレッチは正しい選択となります。

 

K-0706 レギュレーターライトジャケット

不動の人気、パーカータイプのレザージャケット レギュレーターライトジャケット

品番:K-0706 商品名:レギュレーターライトジャケット
カラー:ブラック・ブルー・ライトグレー
価格:64,900円(税込)(M、L、LL) 75,900円(税込)(L3W、XL)
プロテクター:肩・肘・背中ソフトパッド
素材:ゴートスキン

今回紹介する3着の中で一番カジュアルな印象を受けるのがレギュレーターライトジャケットです。

 

フードは留めてバタつきを防止することが可能

 

フード付きのパーカースタイルですが、走行時フードに風が入りバタつくことを防ぐための設計が採用されています。

 

袖口はファスナー、裾もめくりあがらないようボタンでサイズ調整が可能

 

裾幅が調整できるスナップボタンもついており、シルエットにこだわった一着となっています。

カラーは定番のブラックの他に鮮やかなブルー、そして個人的にはイチオシのライトグレーがラインナップ。

これからの季節に着るならライトグレーが軽やかで良さそうです。

 

ベンチレーション機能を備え、春夏やあたたかい季節用のレザージャケット

 

前身頃ポケット三つは内側がメッシュになっていて、開けた状態で走行することで風を取り込み、開閉可能な背中側ダクトに流します。

汗をかいても内装はメッシュ、ストレッチ素材部分も速乾性に優れた素材を採用しているので、べたつきにくいのもうれしいポイントです。

裾部分にストレッチ素材、ファスナー裏の風よけにもレザーでなく布を採用するなど軽量化にもこだわって作られていて、今回紹介する3着の中では一番軽い印象を受けました。
※実質重量ではフードなしのダブルストライプジャケットの方が少し軽い

また着丈が少し長めなのでミドルレイヤーやベースレイヤーが裾から出にくいのも個人的にはポイントでした。

K-0707 ダブルストライプジャケット

ヴィンテージ感のあるストライプデザインが特徴、クシタニのダブルストライプジャケット

品番:K-0707 商品名:ダブルストライプジャケット
カラー:ブラック・ネイビー
価格:70,400円(税込)(M、L、LL) 81,400円(税込)(L3W、XL)
プロテクター:肩・肘・背中ソフトパッド
素材:ゴートスキン

レトロかわいい、袖口がニットの革ジャン

 

フードなし、着丈も短いシンプルなシングルジャケットに見えますが、袖にストレッチニットを採用しています。

見た目的には前身ごろに二本入ったストライプが特徴。

 

デザイン性の高い革のライダースジャケット

 

主観ですがフォードやダッジなどのアメ車のスポーツモデルに太いストライプが入っている印象が強く、袖口のストレッチニットと合わせてアメカジ、ミリタリーっぽさも感じます。

カラーは定番のブラックと写真のグレーをラインナップ。こちらも春夏に着用するならグレーの方が軽やかで良さそう。

 

ベンチレーション機能付きの革ジャンなら暑い季節にも着られる

 

肩部分に開閉可能なベンチレーション、脇下と背中にエアダクトを備えていて、前身ごろのポケットは独立しています。

僕の場合ポケットに携帯電話を入れて走行していることが多いので、こちらの方が使い勝手的には良さそう。

素材の組み合わせはレギュレーターライトジャケットと同じ仕様なのでべたつきにくさも同様です。

裾が短いのでシックな印象が強く、ベンチレーションの位置からも少し前傾のバイクの方が似合うように感じました。

前傾姿勢でも後ろの丈は長めなので背中が出ることはありません。

K-0705 フェイズジャケット

レーシングスーツの機能を踏襲しながら、コストを抑えたフェイズジャケット

品番:K-0705 商品名:フェイズジャケット
カラー:ブラック・ブラック/ホワイト・グレー/ネオンイエロー
価格:70,400円(税込)(M、L、LL) 81,400円(税込)(L3W、XL)
プロテクター:肩・肘エアーCEプロテクター 背中CEプロテクター
素材:ソフトステア牛革

前述した二着と異なり、こちらはメインの素材に厚い牛革を採用しています。

 

フェイズジャケットのプロテクターは安全性の高いCE規格をクリア

 

プロテクターも肩肘背中にプロテクション性能の高いCE規格品を採用するなど動きやすさや軽さに拘りながらも防御力を意識した製品です。

 

レーシングスーツにも採用されている肩のストレッチシールド

 

特に肩にはCE規格プロテクターを備えながらもTPU素材が外側に縫い付けられています。

TPUとは近年スマホ用ケースなどに採用されることが多い弾力性のあるプラスチックの一種です。

TPU素材は衝撃に強いのでCE規格プロテクターとダブルで無双の防御力を発揮します。

3着中ではレザーの割合が多く、ストレッチ生地を使っている面積が少ないのも防御力を意識しているからこそ。

 

腕や肩まわりを大きく動かすことができるアコーディオンフレックスパネル

 

肩回りにストレッチ、背中側にはシャーリングを採用することで腕周りの運動性を確保しています。

デザインの特徴にもなっている前身ごろのポケットファスナーは上下どちらにも開閉可能。

上側はベンチレーションになっているので、上から下に半分だけ開けて走行することが可能です。

背中側には開閉可能なダクトも配されているので、開けることで熱気を排出、風を抜けさせることができます。

見た目的には完全にスポーツライディングジャケットなので、SSなど前傾姿勢のバイクにが似合いそう。

3着中では最も防御力に振った一着です。

サイズ選びのポイント

クシタニの革ジャンの、サイズの選び方

僕の身長は164cm、62kg。

クシタニのシングルジャケットはMサイズを着用しています。

今回は全てLサイズを着用しましたが、袖丈が少し長いかな?と感じたぐらいで他は大きく感じることがありませんでした。

ワンサイズアップになりますが、腕周りに余裕があるのでプロテクターが張り出さず目立たないのがメリットと感じました。

用途に合わせて選べる3型

個人的にはザ・バイク用ジャケットというデザインがあまり好きではないので、イチオシはレギュレーターライトジャケットです。

近年バイクユーザーの価値観も多様化してきていますが、今回紹介した3着でバイクのジャンル、用途に限らずフィットするものが必ずあります。

一般的な3シーズンジャケットに比べれば引き裂き強度に優れ、防御力が高いので長距離ツーリングなどの相棒として検討してみてもいいのでは?

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