ヤマハSR400で富士五湖ツーリング。富士山を求めての撮影旅。

オートバイに乗って魅力ある地を巡る「日本再発見の旅」 今回は、日本一であり世界遺産でもある富士山とその裾のにひろがる魅力的なツーリングスポットである富士五湖をヤマハSR400で巡る、富士山を求めての撮影旅。

富士五湖ツーリングスポット

  • 富士山・富士五湖
  • 富士山パノラマ台
  • 忍野八海
  • 富士桜鱒寿司 ほうとう

富士山

富士山
山梨県と静岡県にまたがる標高3776.12mの日本一の高さを誇る、独立峰。懸垂曲線の優美な山容で、日本の象徴ともされる姿となっている。活火山であり浅間神社を祀る霊峰でもある。優美な姿から眺望に優れる場所も観光地となっているところもあり、平成25年には世界文化遺産に登録。日本だけでなく、世界的にも有名な山となっている。
富士山の裾野にある富士五湖では湖面に移る逆さ富士なども写真スポットとして人気が高い。四季を通じて、その山容を楽しむことができる。
眺めるだけでなく富士スバルラインや富士スカイラインなど利用し、5合目までは車等で登ることも可能。7月1日から9月上旬の山開きの間は山頂までの登山も可能。登山ルートは吉田、富士宮、須走、御殿場の4ルート。シーズンになると山小屋も開き、夜には登山者のヘッドランプの明かりの列を山肌に見つけることもできる。

富士五湖

富士山の北側に点在する富士山の噴火により形成された堰止湖。西より本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖の5つがあり、富士五湖の命名は富士急行の創設者堀内良平による。富士箱根伊豆国立公園に指定されており、2013年6月に富士山が世界文化遺産に登録された際、富士五湖全てが構成資産の中の一部として世界遺産に登録された。
最も面積が大きいのは山中湖で6.57㎢。最も水深が深いのは最大水深121.6mの本栖湖。湖面の標高は最も低いのは河口湖の830.5m、最も高いのは山中湖の980.5mとなっている。
それぞれの湖自体が観光スポットであるが、周辺にも北口本宮富士浅間神社、富士大石ハナテラス、八木崎公園など多くが存在する。

富士山パノラマ台

富士山パノラマ台
山中湖から三国峠へ至る県道の途中にあるビューポイント。眼下に山中湖、その向こうに富士山を望む。赤富士や紅富士、ダイヤモンド富士など富士山の様々な表情を見ることができる。一面が真っ赤に染まる夕暮れ時は幻想的な風景という。また秋のススキによる黄金の風景など、季節による変化も魅力という。

忍野八海

忍野八海
山梨県の南東部、富士山の麓にある忍野村の富士山の伏流水に水源を発する8か所の湧泉群。富士山に降り積もる雪解け水が、地下の不透水層という溶岩の間で数十年の歳月をかけてろ過され、澄み切った水として湧いているもので、透明度と美しさが特徴。出口池、お釜池、底抜池、銚子池、涌池、濁池、鏡池、菖蒲池の8つからなる。

富士桜鱒寿司 ほうとう

富士桜鱒寿司 ほうとう
冷燻したサクラマスに桜の葉と山椒を酢飯の間に挟み押しずしとしたもの。口に含んだときにひろがる独特のかおりが特徴という。
ほうとうは山梨の郷土料理。小麦粉を練ったざっくりとした太く短い麵を野菜などとともに味噌仕立ての汁で煮たもの。今回登場の上記富士桜鱒寿司を供する店舗、大豊では塩ほうとうも名物のひとつとして人気となっている。

ヤマハ SR400

ヤマハ SR400
1978年の発表以来、その姿を大きく変えることなくロングセラーを続けてきた空冷単気筒エンジン搭載のビッグシングルモデル。そのスタイルだけでなく、心地よい鼓動感などオートバイの根源的な魅力を伝えてきたが、このほど廃盤が決定、ファイナルエディションが発売される運びとなり43年の歴史に幕が下りることとなった。
ヤマハ SR400
キックスタートが特徴の一つのエンジンは空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒399㏄。ボア×ストロークの87×67.2㎜は43年間変更されなかった。
スリムな車体は丸目のヘッドライトにタンクから長いシートにテール回りへとつながり、前後メッキフェンダーなど一目で「SR」とわかるデザインを継承してきた。燃料供給方式が09年からキャブレターからインジェクションへ変更となったが、大きな変更もなく販売されてきたSRはファイナルエディションモデルでもヘッドライトはハロゲンバルブで、リアブレーキもドラム式のままだ。
現代においては特筆すべき性能も特にないが、どこにいっても回りやライダーと自然となじむ佇まいはSRならではのもので、長く愛された理由のひとつといえる。
価格は60万5000円(ファイナルエディション)

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