カワサキの人気ネオレトロネイキッドスポーツ・Z900RSで瀬戸内海に浮かぶ風光明媚なオリーブの島、小豆島を巡る。
瀬戸内海のツーリングスポット
- 小豆島
- 樹齢1000年オリーブの大樹
- 迷路のまち
- 醤の郷(ひしおのさと)
- 小豆島スカイライン
- 小豆島ラーメン
小豆島
瀬戸内海にある香川県に属する島。属島を含め169.86㎢の面積を持ち、広さでいうと国内の島では19番目。瀬戸内海では2番目に大きな島となる。山がちな地形を持ち、最高峰は瀬戸内海の島のなかでも最も高いものとなる星が城山で816m。星が城山と美しの原高原・四方差しの間にある渓谷が寒霞渓で、多種多様な奇岩と崖地による絶景となっており、日本三大渓谷美の一つとして賞される景勝地となっている。
瀬戸内海型の温暖少雨で比較的に温かい気候となる小豆島は、オリーブの産地としても知られ、「オリーブの島」とも呼ばれる。また、小豆島は女性教師と12人の小学生との触れ合いを軸に戦時中の物語として描かれる、1952年に壷井栄が発表した小説「二十四の瞳」の舞台となった。
小豆島へは陸路からは橋がなく、フェリーで島の各港へのアクセスとなる。
樹齢1000年オリーブの大樹
小豆島土庄町・小豆島ヘルシーランド内オリーブの森EASTにあるオリーブの大樹。2011年3月にスペイン・アンダルシア地方から1万キロの海を越えて小豆島にやってきた。小豆島に到着したのは東日本大震災の翌日となる3月12日。現在も園内の最も見晴らしの良い場所に、オリーブの島のシンボルツリーとして鎮座し、“生命の樹”と呼ばれる雄大な姿をみせている。一般公開されており、どなたでも見学可。ちなみに3月15日は「オリーブの日」とされる。
迷路のまち
小豆島土庄港から徒歩15分ほどにある土庄本町の中心部にある入り組んだ街並み。今から700年近く前の南北朝時代に、島に陣を構えた南朝方の軍勢が敵の浸入を防ぐために複雑な街並みを構成した。入り組んだ路地には歴史ある醤油蔵や、昭和レトロな建物も点在。先の見えない路地には三叉路が点在するなど、迷う要素も高い。見上げると小豆島八十八か所巡りの五十八番札所・西光寺の朱塗りの三重塔があり、町のシンボルであり、迷った際の道しるべでもある。
醤の郷(ひしおのさと)
昔から製塩業が盛んだった小豆島では江戸時代から醤油の製造が始まり400年の歴史を持つ伝統産業となっている。小豆島町安田地区から坂出港に向かう県道沿いにはいまでも20件以上の明治時代に建てられた醤油蔵などが軒を連ねている。黒い板壁が続くノスタルジックな街並みで、経済産業省の近代化産業遺産にも登録されている。
小豆島スカイライン
小豆島の土庄町馬越から小豆島町星が城山に至る延長約10kmの県道27号・土庄神懸線の通称。寒霞渓や海などを望みながら走る絶景のルート。瀬戸内最高峰の星が城山へ上るワインディングを堪能してからの眺めはまさに絶景。
小豆島ラーメン
小豆島内海湾でとれるカタクチイワシの煮干しに、400年以上の歴史を持つ小豆島の「島醤油」など小豆島独特の素材で作られた醤油ベースのラーメン。動画に登場の「小豆島ラーメンHISHIO」は海に面しており、店奥にあるテラスから瀬戸内海を眺めながらラーメンを楽しむこともできる。もちもちのストレート麺と醬油ベースの秘伝のタレがきいた濃厚なスープの組み合わせは、病みつきになる味わいという。替え玉については「心ゆくまで」という、うれしいサービスも。
カワサキ Z900RS
カワサキの「Z」の源とされるZ1からのインスピレーションを受けたレトロスタイルが特徴のモデル。丸目一灯のヘッドライト、ティアドロップフューエルタンク、サイドカバー、テールカウルなど往年のスタイルを盛り込み、エンジンは伝統の並列4気筒を搭載。サスペンションはフロントに倒立フォーク、リアにホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを採用、前後ホイールもキャストタイプを装着し、灯火類はLED、カワサキ・トラクションコントロール、マルチファンクション液晶パネルなど先進の技術も採用されており、現代的な走りの性能や使い勝手も実現されている。見た目を裏切らないエキゾーストサウンド、自然なハンドリング、上質な外観などとあわせ、発表以来人気のモデルとなり、国内の年間販売では大型車ながら1位を獲得するなどの実績もあげている。
ビキニカウルを採用したZ900RS CAFÉ 、オーリンズ製リアショックなどを採用したZ900RS SEなどのバージョンモデルもある。
車両価格138万6000円(Z900RS)