4月10日、MotoGP™第4戦アメリカズGPの決勝レースがアメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われました。クシタニがサポートするMoto2™クラスのIdemitsu Honda Team Asiaライダー、小椋藍選手は2位で表彰台を獲得し、ソムキアット・チャントラ選手は転倒リタイアでした。Moto3™クラスのHonda Team Asiaライダー、マリオ・アジ選手は21位でした。
■Moto2™クラス（18周）
小椋選手は4列目11番グリッド、チャントラ選手は6列目17番グリッドからMoto2™クラスの決勝レースを迎えました。小椋選手は好スタートを切ると、7番手に浮上。一方、チャントラ選手は1周目の11コーナーで転倒を喫し、リタイアとなりました。
レース序盤はペドロ・アコスタ選手（Red Bull KTM Ajo）やチェレスティーノ・ヴィエッティ選手（Mooney VR46 Racing Team）、さらにレース中盤にはトップを走っていたアロン・カネト選手（Flexbox HP40）といった上位を走るライダーが相次いでクラッシュ。安定したラップタイムを刻んでいた小椋選手はポジションを上げ、8周目で単独3番手に浮上しました。
小椋選手は周回ごとに2番手のジェイク・ディクソン選手（Shimoko GASGAS Aspar Team）との差を縮め、12周目の11コーナーでオーバーテイク。2番手にポジションを上げます。小椋選手はそのままトニー・アルボリーノ選手（ELF Marc VDS Racing Team）に次いで2位でフィニッシュ。2戦連続で表彰台を獲得しました。
小椋 藍選手（Idemitsu Honda Team Asiaプレスリリースより）
「今日の結果はもちろん嬉しいです。スタート後の最初の2コーナーで多くのライダーたちが接触した複雑な状況を切り抜け、11番手から6位に浮上できました。それ以降のレース運びは問題なかったです。走りには満足していませんが、肝心の20ポイントは獲得しました。転倒しないようにマシンを操るのは大変でした。このレースウィーク中のパフォーマンスには概ね満足していますが、完璧とは言えません。今後はもっと良くなると思います」
ソムキアット・チャントラ選手（Idemitsu Honda Team Asiaプレスリリースより）
「17番グリッドだったので、オプションを得るためにもいいスタートを切る必要がありました。スタートは良かったのですが、11コーナーでマシンを止めることができず、クラッシュしてしまいました。私のミスであり、チームと（転倒に巻き込んだサム・）ロウズには申し訳なく思います」
■Moto3™クラス（17周）
アジ選手は10列目28番グリッドからMoto3™クラスの決勝レースに臨み、6周目に26番手にポジションを上げました。レース終盤には数名のライダーの転倒が発生したこともあり、アジ選手は21位でレースを終えています。
マリオ・アジ 選手（Honda Team Asiaプレスリリースより）
「厳しいレースでしたが、金曜と土曜に比べると今日のフィーリングがレースウィーク中では一番良く、マシンへの自信ももっとあったので、ポジティブにとらえています。加速とストレートでタイムロスしましたが、マシン上でのフィーリングはとても良好でした。前を走る選手たちに追従するには、ブレーキングポイントと出口で頑張る必要がありました。予選でいい結果が出せず、後方からのスタートとなったのが残念でした。そのため、決勝がとても難しくなってしまいました。今は、（第5戦）ポルティマオと（第6戦）ヘレスを楽しみにしています。きっとオースティン（アメリカズGP）よりも良いレースウィークとなるでしょう」
世界で戦うライダーを支える
クシタニがサポートするMoto2™、Moto3™ライダー
Moto2™クラス（チーム：Idemitsu Honda Team Asia）
ソムキアット・チャントラ 選手／小椋藍 選手
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- 小椋藍選手
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- ソムキアット・チャントラ選手
Moto3™クラス（チーム：Honda Team Asia）
マリオ・アジ 選手
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- マリオ・アジ選手
写真：Idemitsu Honda Team Asia / Honda Team Asia
