9月18日、MotoGP™第15戦アラゴンGPの決勝レースがスペインのモーターランド・アラゴンで行われました。クシタニがサポートするMoto2™クラスのIdemitsu Honda Team Asiaライダー、小椋藍選手は4位、ソムキアット・チャントラ選手は7位でゴール。Moto3™クラスのHonda Team Asiaライダー、マリオ・アジ選手は24位でした。
■Moto2™クラス（21周）
小椋選手は土曜日午前中のフリー走行3回目で転倒を喫し、Q1からの予選となりました。Q1を2番手で突破すると、Q2では8番手。チャントラ選手は9番手を獲得し、ともに3列目から決勝レースに挑みました。
レース序盤はトップを走るアウグスト・フェルナンデス選手（Red Bull KTM Ajo）が単独トップに立ち、2番手から7番手までのライダーが集団となって続く状況です。小椋選手はその集団の中でポジションを争います。一方、チャントラ選手は9番手付近を走行していました。
この集団のそれぞれに差が開き始めた6周目に入ると、小椋選手は5番手を走るジェイク・ディクソン選手（Shimoko GASGAS Aspar Team）に迫ります。レース中盤に入ると、小椋選手の背後にはフェルミン・アルデグエル選手（CAG Speed Up）が接近し、ディクソン選手、小椋選手、アルデグエル選手がワンパックとなりました。そんな中、小椋選手は14周目にディクソン選手をかわして5番手に浮上しました。
小椋選手はさらに前を走るトニー・アルボリーノ選手（Elf Marc VDS Racing Team）を追い、残り2周でアルボリーノ選手をパス。最終ラップまで激しい4番手争いを展開します。小椋選手は最後まで続いたアルボリーノ選手との接戦を制し、4位でゴールしました。チャントラ選手は7位でチェッカーを受けています。
チャンピオンシップでランキングトップのフェルナンデス選手は3位を獲得。この結果、小椋選手はトップから7ポイント差のランキング2番手をキープしています。
小椋 藍選手（Idemitsu Honda Team Asiaプレスリリースより）
「レース中はずっと奮闘して、ようやく4位でゴールすることができました。今週末のレースでは最大限の力を発揮することができましたので、その結果に満足しています。僕たちは日曜日にもう一歩前進することができました。少し後ろのグリッドからのスタートだったので、前のライダーをパスするのに時間がかかり、先頭集団に追いつくのに少し手間取りました。僕たちは、これからアジアラウンドに向けて出発します。アジアのサーキットには何年も行くことができなかったので、漸く行けることをとても楽しみにしています」
ソムキアット・チャントラ選手（Idemitsu Honda Team Asiaプレスリリースより）
「今日のレース結果には満足しています。ここは僕にとって、とてもチャレンジングなコースだったので、7位でゴールできたことは予想以上に良い結果です。僕たちは、今シーズン大きく進歩したと思います。素晴らしいマシンを提供してくれたチームに感謝します。僕たちはアジアラウンドに向けて出発します。それではアジアのサーキットでお会いしましょう」
■Moto3™クラス（19周）
アジ選手は予選で25番手を獲得。決勝レースを9列目からスタートし、24位でゴールしています。
マリオ・アジ 選手（Honda Team Asiaプレスリリースより）
「週末を通じて苦労しましたが、レースでの自分のペースには驚いています。しかし先頭集団はあっという間に離れてしまいました。チームは今日の僕のペースには満足しています。一方で、金曜日からリズムを掴み、良いグリッド位置を獲得することに取り組まなければなりません。チームは他のライダーと互角に戦える僕の能力を信頼してくれています。タフな週末でしたが、来週からのアジアラウンドが楽しみです」
世界で戦うライダーを支える
クシタニがサポートするMoto2™、Moto3™ライダー
Moto2™クラス（チーム：Idemitsu Honda Team Asia）
小椋藍 選手／ソムキアット・チャントラ 選手
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- 小椋藍選手
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- ソムキアット・チャントラ選手
Moto3™クラス（チーム：Honda Team Asia）
マリオ・アジ 選手
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- マリオ・アジ選手
写真：Idemitsu Honda Team Asia / Honda Team Asia
