小川勤
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小川勤

モーターサイクル・ジャーナリスト/ 1974 年東京生まれ。 二輪専門誌 『ライダースクラブ』をはじめ、さまざまな二輪誌の編集長を兼任。その後、webメディア立ち上げに携わり、現在はフリーランスのジャーナリストとしてメディアに執筆 。クシタニのYouTubeでは『ライテクをマナボウ』を担当。クシタニの走行会(KRM)ではインストラクターも務める。

  • 2025年4月15日

平面素材を立体にする力【バイク専用レザーをつくるクシタニについて改めて思うこと vol.4】

200 個以上のパーツを丁寧に縫い合わせていく 裁断された革は、縫製の前にエッジをすいて薄くしていく。これは何枚もの革が重なった時の厚さを軽減するため。また装飾用の革は1.5mmから1mmほどの厚さにして軽量化。表面の段差をなくせば、転倒時の […]

  • 2025年3月27日

天然の革を見極める力【バイク専用レザーをつくるクシタニについて改めて思うこと vol.3】

実際に革を裁断するシーンを見ると、驚くほどスピーディで大胆。様々な形や大きさの物を、リズミカルかつ正確に切り取っていく。集中力、技術力、判断力、そこには職人の色 々な「力」が宿る。 しかし、ミスは許されない。レザースーツのパーツは 200 個以上。 […]

  • 2025年2月13日

世界で勝てる革をつくる【バイク専用レザーをつくるクシタニについて改めて思うこと vol.2】

「クシタニの魅力はなんですか?」 とクシタニ契約のプロライダーに聞くと、多くのライダーが「怪我をしないことです」と答える。1人、2人でなく何人ものプロライダーがそう答える。 僕らのような普通のライダーはバイクライフにおいてそう […]

  • 2025年1月25日

運動性と耐摩耗性を両立した革が走りを支える【バイク専用レザーをつくるクシタニについて改めて思うこと vol.1】

「クシタニの魅力はなんですか?」と聞かれると、僕は「素材です。触ってみてください」と答えることが多い。 そして、その人の好みを探りながらスペックや機能を羅列してみる。バイクのスペックが好きな方は、ウェアのスペックも好きだからだ。 僕はメーカーの試乗会 […]

  • 2023年10月30日

48歳、これからのスポーツライディングを考える|第2回【HSR九州で開催される鉄馬コンチネンタルGT650で参戦! 決勝レースはBMW R75/5と一騎打ち】

サーキットを走るスポーツライディングは今も大好き。しかし、ハイパワーなスーパースポーツ&ハイグリップタイヤでレースに挑むのはちょっとリスキー……。そんな気持ちが芽生えつつある心境や年齢になってきた。そこで選んだのが、空冷ツイン、鉄フレーム、18インチ […]

  • 2023年9月8日

48歳、これからのスポーツライディングを考える|第1回【HSR九州で開催される鉄馬にコンチネンタルGT650で参戦! 新た仲間との出会いとバイクを仕上げる楽しみ】

サーキットを走るスポーツライディングは今も大好き。しかし、ハイパワーなスーパースポーツ&ハイグリップタイヤでレースに挑むのはちょっとリスキー……。そんな気持ちが芽生えつつある心境や年齢になってきた。そこで選んだのが、空冷ツイン、鉄フレーム、18インチ […]