サーキットには信号機や標識が無いけれど、スピード出し放題で自由に走って良いのかな? もしナニかあっても、いったん走り始めたら知る方法が無いような……と思ったら、コースの脇で振られる「旗」で知らせてくれるらしい。どんな意味があるんだろう?
#09 サーキット走行会に行く前に「フラッグ」を覚えておこう
フラッグはコース状況を知る唯一の手段
サーキットは基本的に自由に走って良いけれど、コース上の出来事や状況を走っている全員が共有していないと危険。そこで使われるのが、コース脇のポストで提示される「フラッグ」だ。サーキット走行会に参加する前にフラッグの意味を覚えておこう!
小川勤|TSUTOMU OGAWA
バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。
ブリーフィングで「フラッグ説明」はあるけれど、その場ですべて覚えるのは大変!
レース中継を見ていると解説や映像で見聞きする「フラッグ」。コースの状況を的確にライダーに伝え、全員が共有るための手段だが、じつは一般ライダーのサーキット走行会でも、基本的にレースと同様にフラッグが使われている。
そのため大抵のサーキット走行会では、走行前のブリーフィングでフラッグの意味を説明している。……とはいえフラッグは何種類もあるので、その場ですべてを覚えるのは大変。初めてサーキット走行会に参加する人はなおさらだろう。
なのでサーキット走行会の参加を決めたら、事前にフラッグの意味を覚えておくのが得策。そしてブリーフィングのフラッグ説明で再確認しよう。
話は前後するが、フラッグはサーキットのコース脇に設置された「フラッグポスト」で、コースマーシャルによって提示される。フラッグポストはコース脇に何カ所も設置されているので、初めて走るサーキットでは最初の完熟走行の時にフラッグポストの場所を確認しておくことが大切だ。
コース脇に設置されるフラッグポスト。最初の完熟走行でキチンと場所を把握しておいて、その後の走行時にフラッグを見落とさないようにしよう。
もちろんすべてのフラッグを覚える必要があるが、どれもが頻繁に出るわけではない。そこで今回は主要なフラッグを解説するので、しっかり理解しておこう!
黄旗(イエローフラッグ)
まずは(出て欲しくないけれど)もっとも頻繁に出る黄旗(イエローフラッグ)。黄旗が1本振られている場合(振動)は、コースサイドに転倒車など何かしら危険な状態を予告。また黄旗が2本振られていたら、コース上に走行を妨げる危険があることを予告している。そして、黄旗が出ている区間では追い越し禁止となる。
赤旗(レッドフラッグ)
赤旗はコース上に転倒したライダーが倒れているなど非常に危険な状況を知らせるモノで、レースの場合は競技中段のサインだ。走行会も同様で走行中止のサインになるので、赤旗が出たら十分にスピードを落として注意しながらピットに戻らなければならない。
白旗(ホワイトフラッグ)
白旗はコースに救急車やレッカー車などの四輪車が入っている合図だ。それらの四輪車を追い越すのはOKだが、白旗が振られているポストから四輪車を追い越すまでの間は他のライダーの追い越しは禁止なので注意しよう。
当然ながら救急車やレッカー車は低速で走っているし、車幅でコースが狭くなっているので、追い越す際は十分に気を付けよう。
オレンジボール旗
黒字にオレンジの丸を描いたオレンジボール旗は「あなたの車両にトラブルが起きている」というコトを知らせるサインで、レースの場合は車両のゼッケンナンバーを描いたサインボードと一緒に提示される。たとえばオイルが漏れているとか煙を大量に吹いているような場合で、これ以上走行するとコースを汚したり他のライダーに危険を及ぼす時に出され、当該車両はただちにコースから離れて安全な場所に停止しなければならない。
サーキット走行会ではレース車両のようなゼッケンを付けていない場合が多いので、オレンジボール旗と同時に指をさされるのが一般的。もし「自分が指さされているのかな?」と感じたら、すぐに安全なコース脇に停止しよう。
サーキット走行会の場合は、写真のようにオレンジボール旗と同時にトラブルの出ている車両を指さす場合が多い。「自分かな?」と思ったら、すぐに安全なコース脇に停止すること。
サーキットによってはコース上に撒かれたオイル処理を行うと「○○メートルで○万円」と罰金を設けている場合もあり、オレンジボール旗が出されたのを気づかずに走り続けると大変なことになるので十分に気を付けよう。
赤ストライプ付黄旗
黄色地に赤い縞々のフラッグは、通称「オイルフラッグ」と呼ばれており、雨以外でエンジンオイルや冷却水、ガソリンなどでコース表面が滑りやすい状態なのを知らせるサイン。レーシングスーツのニースライダーやバイクのカウリングの一部などが外れて落ちているような場合にも提示される。追い越し禁止になったりしないが、コース上に滑りやすいモノがあるのでキチンと確認して走る様にしよう。
チェッカーフラッグ
レースでもお馴染みのチェッカーフラッグは、サーキット走行会の場合は走行終了のサインだ。チェッカーフラグはコントロールタワー(サーキットのスタート/ゴールに設けたタワーまたはライン)で振られる。そしてチェッカーフラッグが出た後はコース脇のすべてのフラッグポストに黄旗(イエローフラッグ)が静止状態で出される。
一生懸命走っているとコントロールタワーにチェッカーフラッグが出たのに気づかないこともあるが、そのまま走り続けると「ダブルチェッカー」というルール違反になってしまうので要注意。なので、どのフラッグポストでも黄旗が静止して提示されていたら「走行終了したんだな」と判断してピットに戻ろう。
以上が走行会で提示される主要なフラッグだが、サーキットを走行するすべてのライダーが共通認識を持つための大切な手段なので、走行前に必ず理解しよう。今回解説した他にもフラッグがあり、MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)が国内競技規則 総則のなかで公式シグナルとして公開しているので、ぜひ目を通して覚えておこう。
バイクトリビア
ブリーフィングには必ず参加!!
サーキット走行会に行くと、走行前の朝いちばんに必ずブリーフィング(ライダーミーティング)がある。大切なフラッグ説明をはじめ、開催するサーキットのルールや、走行会のルールもこのブリーフィングで解説するので、必ず参加してキチンと理解することが大切だ。
同じサーキットの開催でも、主催者が異なる走行会だとルールも様々。たとえば「コースインして最初の1周は追い越し禁止」というような独自のルールが設けられる場合も多い。また同じ主催者の走行会でもルールが改訂される場合もあるので、「前回参加した時に聞いたから」とブリーフィングをスルーするのは絶対にNGだ。
走行会によってはブリーフィングに参加しないと走行不可になる場合もあるので、遅刻しないように余裕を持ってサーキットに向かおう。
次回予告 第10回 サーキットにもルールがある
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皆さんこんにちは、こんばんは! YouTubeと連動するクシタニ・ライディング・メソッドの『シーズン2』が始まります。この連載では街乗りやツーリングなど様々なバイクシーンを楽しく過ごすための様々な「ライディングの気づき」をお伝えしていきます! #1
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ライテクをマナボウ ♯31 あ!曲がりきれない! その時どうする?|KUSHITANI RIDING METHOD
とくに先が見えないブラインドカーブは、曲がり具合をしっかり予測……したハズだけど、いざ曲り始めたら思った以上に回り込んでいて、ドキッ!とすることもしばしば。なんとかやり過ごしてはいるけれど、きちんと回避できないと本当にヤバイかも……。 思ったより曲が
ライテクをマナボウ ♯30 曲がるきっかけ どうやって作る?|KUSHITANI RIDING METHOD
コーナリングの組み立てを意識したり、ブラインドカーブも出口が見えてから曲がり始めることで、俄然ワインディングが楽しくなってきた……のは良いんだけれど、どうも狙った場所からきちんと曲がり始めるのが上手くいかない。これ、ビシッとタイミングを合わせるコツっ
ライテクをマナボウ ♯29 なぜ 右カーブは難しく感じるの?|KUSHITANI RIDING METHOD
よくわからないけど右カーブの方が左カーブより難しく感じる。なんとなくライディングフォームが決まらなかったり、ゆっくり走っていても微妙に不安だったりする。コレって自分だけ? たまたま右カーブが苦手なだけ? 他のライダーはどうなんだろう? じつは左より右
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ライテクをマナボウ ♯26 回り込んだヘアピンカーブ どうやって走る?|KUSHITANI RIDING METHOD
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ライテクをマナボウ ♯25 カーブに合わせて座る位置を変えてみよう!|KUSHITANI RIDING METHOD
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ベテランから「遠くを見ろ」とか「バイクは見た方に進む」とか言われる。なんとなく意味は解るので、自分としてもやっているつもり……なんだけど、気が付いたら前輪のスグ前を見ていたりする。路面の荒れとか、気にし過ぎているのかな……。 「遠くを見ろ」とは言うけ
ライテクをマナボウ ♯23 路地からの発進&左折小回り|KUSHITANI RIDING METHOD
教習所でも厳しく(?)指導される「左折小回り」。とはいえ極低速だとバランスをとるのが難しいし、アクセルを開けると安定する代わりにどんどん大回りに……。もちろん曲がり切れないワケでは無いけれど、いつもなんとなくギクシャクしているのがスッキリしない……。
ライテクをマナボウ ♯22 絶対に転ばないUターン|KUSHITANI RIDING METHOD
ツーリングで「あっ、いまのトコロ曲がるんだった~」みたいなコトはよくある。だけどUターンが苦手なので、どんどん進むうちに道に迷ったり、寄ろうと思った店を諦めたり……。Uターンができれば良いのはわかっているけれど、立ちゴケするのはイヤだし、どうすれば良
ライテクをマナボウ ♯21 腰をズラす意味 知っている?|KUSHITANI RIDING METHOD
レース映像を見るとコーナーで大きく腰をズラしているし、ツーリングで行った峠路でも腰をズラしているライダーを見かける。カッコ良いな……と憧れる気持ちと、なんかヤル気満々でちょっと恥ずかしいかもって感じもするけど、そもそもなんで腰をズラすの? ズラすとカ
ライテクをマナボウ ♯20 コーナリングの意識改革をしよう!|KUSHITANI RIDING METHOD
ライディングに慣れてくると、カーブを気持ちよく曲がる方法が気になってくる。ベテランライダーの走りを見ていると、まるでコンパスで円を描くようにグルーンと一発で曲がっているように感じる。マネしてみるけど、スムーズじゃないし……気持ち良く曲がれないのはなぜ
ライテクをマナボウ ♯19 バイクの動きを邪魔せず 力を抜いて曲がる|KUSHITANI RIDING METHOD
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ライテクをマナボウ ♯18 バイクはどうやって曲がっている? 軽く傾けるコツがある?|KUSHITANI RIDING METHOD
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ライテクをマナボウ ♯16 ショックのないシフトダウン|KUSHITANI RIDING METHOD
シフトダウンする時のショックは、不快というだけでなく「不安」。信号で止まる減速時はともかく、峠路のカーブの手前のシフトダウンでギュッと強いエンジンブレーキが効こうものなら、ドキッとして曲がり始めるタイミングまで見失ってしまう。このショック、なんとかし
ライテクをマナボウ ♯15 ショックのないシフトアップ|KUSHITANI RIDING METHOD
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