ライテクをマナボウ ♯26 回り込んだヘアピンカーブ どうやって走る?|KUSHITANI RIDING METHOD

カーブが連なるワインディングは、無理に飛ばしさえしなければ楽しさ満点! だけど、グルリと回り込んだヘアピンカーブは飛ばさなくても不安でいっぱい……。だからセンターラインに沿ってユックリ走れば曲がり切れるハズ……なのだろうか?

ヘアピンカーブを楽しむテクニックはあるのか?

ワインディングのキツく回り込んだ小さなヘアピンカーブ。ぐっとスピードを落とさないと曲がれないけれど、極低速だと車体を傾けるのが不安だし、かと言って傾けなければ曲がらないし……。ハンドルでバランスをとったり、小刻みにアクセルを開け閉めして、なんとか回り切ってはいるけれど、どうにも楽しくない……というか、かなり苦手。

Picture of 小川勤|TSUTOMU OGAWA
小川勤|TSUTOMU OGAWA

バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

鳥のように俯瞰で見えたら、ヘアピンカーブも怖くない……のか?

ヘアピンカーブは回り込んでいるだけに、大抵は先が見えない。初めて走るワインディングなら当然だが、どれくらい曲がっているか分からないから、まずはスピードを落とすのが大前提だ。

そして、もうひとつの前提として「ヘアピンはコーナリングに不向きなカーブ」ということも知っておこう。サーキットのヘアピンカーブと違って、一般道のヘアピンはカーブの半径がかなり小さいため、極低速付近までスピードを落とす必要があり、車体を傾けて後輪にしっかり体重を乗せてグリップ力を高めて……といった、一般的なコーナリングのテクニックが使いにくいからだ。

そのため、ハイスピードでのコーナリング性能が高いスーパースポーツ系のバイクほど、じつはヘアピンカーブが苦手で、いまどきのスポーツネイキッドもその傾向が強い。なので少し残念だが、小さく回り込んだヘアピンカーブは頑張ったり楽しむのモノではなく、「安全にやり過ごす」くらいのイメージを持った方が良いかもしれない。

ヘアピンカーブは頑張らないのが基本

ワインディングの小さく回り込んだヘアピンカーブは、いまどきのスポーツバイクの「コーナリング性能」を楽しむのには不向き。まずはスピードを落として、安全に曲がり切ることを最優先しよう。

センターラインをトレースすると危険度アップ!

小さく回り込んでいるから「言われるまでも無くスピードを落としているよ」、というライダーは多いだろう。そしてきちんと曲がり切るために、センターラインをトレースして走る方も多い……が、こちらは絶対にNG!

まず、センタータインを見るために視線が近くなるので、対向車の接近などに気づくのが遅れる可能性が高い。また、視線が近い→アゴが上がる→上半身や腕に力が入って身体が硬くなるため、バイクが曲がり状態になりいやすい。

さらに言えば、最初から最後までセンターラインに等間隔に沿って走るのはかなり難易度が高い。なぜならカーブの曲率はずっと一定ではなく、曲がり具合がキツくなったり緩くなったり変化することがあるので、これを正確にトレースするには歩くような極低速でないと無理。もしカーブの終盤で曲がり具合がキツくなったら、追従できずに膨らんでしまう危険があるのだ(反対に急に曲がりが緩くなったら、センターラインを割り込む危険がある)。

というワケで、スピードが低くても「インベタ」でセンターラインをトレースするのではなく、きちんと曲がるポイントを決めて、そこまで進んでから向きを変えて曲がる、という組み立てにしよう。

センターラインのトレースはとても危険!

センターラインに沿って走ろうとすると、自動的に視線が近くなる。すると対向車の接近や路面の荒れなどに気づくのが遅れるのでかなり危険。そして本当にトレースする(ずっとセンターラインと等間隔で走る)には、歩くくらいの極低速でないと不可能だ。

曲がるポイントを探して、向きを変えて曲がる

赤い線のようにセンターラインをトレースしようとすると、カーブの後半で曲がり切れずに膨らんでしまうこともある。そこで青い線のように、できるだけカーブの奥まで車線の中央付近を走って行き、カーブの出口が見えたり曲がり具合を判断できるポイントまで進み、そこで車体の向きを変えて曲がろう。上図のようなヘアピンなら、カーブの頂点の少し手前くらいが、向きを変えるポイントだ。

カーブの頂点付近は道幅が広い!

カーブの奥まで車線中央を走るのは不安を感じるかもしれないが、小さなヘアピンは内輪差の大きなバスやトラックが回り切れるようにカーブの頂点付近の道幅が広くなっている場合が多い。そのため、カーブの頂点付近は想像以上に曲がるための余裕がある。

他にもあるヘアピン攻略テクニック

小さく回り込み、低速で曲がるヘアピンカーブの不安をなくすには、他にも以前解説した様々なテクニックが効果アリ。一度に全部は難しいかもしれないので、これまでに解説した走行ラインと曲がる組み立てにひとつずつプラスして試して、不安が少なく曲がりやすくなる方法を見つけよう。

回り込んだ低速カーブは「前に座る」

通常は燃料タンクの後ろ端からコブシひとつ分(約5-10cm)隙間をあけた場所に座るのが基本フォームだが、低速のヘアピンカーブはシートの前寄りに座ってもOK。バイクの重心に身体が近づくため車体の動きや揺れに対応しやすく、乗り味も穏やかになるからだ。フォームの作り方は「♯25 カーブに合わせて座る位置を変えてみよう!」も参考に。

高いギヤ&低回転を使えばフラつかない

ヘアピンカーブはスピードを落とすのが大前提だが、エンジンブレーキを使って速度を落とすと、カーブの中盤で急にイン側にハンドルが切れ込むことがある。そこで慌ててアクセルを開けると、今度は車体が起きてアウト側に膨らんでしまう。

そんなフラつきを無くすには、きちんと前後ブレーキを使ってスピードを落とし、「高いギヤ&低回転」を使おう。低回転なら強いエンブレでハンドルが切れ込むことが無く、ギヤが高ければアクセルを開けてもドンと加速して走行ラインが膨らむ危険も少ない。

カーブの大きさやバイクの種類でも変わるが、平坦または下りのヘアピンなら3速以上、上りでも2速以上を使い、2000~3000回転くらいがオススメ。「♯17 回転数とギヤの選び方 バイクは低回転が美味しい!」も参考に。

一瞬クラッチを切るのもアリ!

あまりにキツくて小さいヘアピンカーブで走行ラインが膨らんでしまったら、一瞬クラッチを切って後輪の駆動力を無くし、車体がフラッと傾く動きを利用して曲がり切る裏ワザもアリだ。詳細なやり方は「♯23 路地からの発進&左折小回り」を参考に!

次回予告 ♯27 先の見えないブラインドカーブ どこから曲がる?

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