ライテクをマナボウ「下半身ホールドとニーグリップって 何が違うの?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

バイクに上手く乗れるようになりたくて、バイク雑誌やWEBのライテク記事を見ていると「下半身ホールド」というコトバが良く出てくる。『ライテクの基本だ!』みたいな感じで、大事そうなのはわかるんだけど……、これってニーグリップとナニが違うんですか?

#6 下半身ホールドとニーグリップって 何が違うの?

ニーグリップじゃダメなんですか?

ライテク記事に良く出てくる「下半身ホールド」。かくいう「ライテクをマナボウ」でも頻繁に登場する文言だ。言葉の雰囲気から「下半身でしっかりバイクと一体化する」みたいなイメージは伝わってくるが、これは教習所でも習う「ニーグリップ」のことではないのだろうか?

Picture of 小川勤|TSUTOMU OGAWA
小川勤|TSUTOMU OGAWA

バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

ライテクでよく見聞きする「下半身ホールド」とは?

ニーグリップというと、燃料タンクをひざでギュッと挟むイメージを持つライダーが多いかもしれないが、その意味では下半身ホールドとニーグリップは「異なる」。しかしニーグリップで身体を支える、バイクとの一体感を高める、と考えるなら「ニーグリップは下半身ホールドに含まれる」といえる。言葉遊びみたいで恐縮だが、なぜ下半身ホールドが必要なのかを理解すると、その違いが見えてくるだろう。

ヒザで思い切り挟んでいる……ワケではない

ニーグリップは両ひざで燃料タンクをしっかり挟むイメージだが、下半身ホールドは「挟む」のが目的ではない。

なぜ下半身ホールドするのか?

下半身ホールドの役目は「上半身から力を抜くこと」。下半身だけでキチンと身体を支えられないと、ハンドルを掴んだ腕に力を入れて身体を支えることになる。そうすると、バイクが曲がるための大切な仕組みである『セルフステア』を邪魔してしまうからだ(セルフステアについては「#01 深くバンクするほどよく曲がる…ワケジャない!?」で詳しく解説しているので、こちらも参考に!)。

上半身に力が入るとセルステアを邪魔する

前進するバイクは車体(=後輪)を傾けると、自然にハンドル(前輪)が切れて曲がり始める。下半身ホールドしないと、この「セルフステア」の動作を妨げてしまう。

またカーブで腰をズラすフォームを取るには、両ひざでギュッと燃料タンクを挟んでいたら無理だが、その際も下半身だけで身体を支えなければならないし、ブレーキをかけた時に身体が前に持っていかれるのを抑えるのも、ハンドルを腕で突っ張るのではなくて、下半身ホールドで身体を保持するのだ。

身体とバイクの接触面を意識!

下半身ホールドのコツは、足の内側(ひざ、くるぶし、太もも)と、バイクのフレームや燃料タンクなどの接触面をキチンと意識すること。各部がしっかり密着し、グリップすることが肝心だ。

ギュッと押さえつける必要はないが、ただ跨っているだけではグリップ感が生まれないので、ステップを前方に蹴り出すイメージで足裏に軽く力を入れるなどして、足の内側と車体の接触面を前後方向にズズッとずらすようにグリップさせるのがオススメだ(シーズン1の「♯07 基本フォームとニーグリップ」でも解説)。

くるぶしを車体に当てる

くるぶしの内側を、ステッププレートやフレームと隙間を開けずに当てる。

太ももの内側をシートに密着

太ももの内側や下面と、シートの表皮が密着してグリップしているのを意識する。

ひざ、くるぶし、太ももの接触面を意識!

足の内側全体と車体が接触している部分を意識。腰をずらした時は、とくにアウト側の足(左カーブで左側に腰をずらした時は右足)でしっかりホールドする。

ちなみにハンドルが低く前傾姿勢のキツいスーパースポーツだと、シートの前寄りに座ってしまいがちで、股間や太ももの内側が前方向にベタっと接触するが、ひざの内側と燃料タンクの側面のフィット感を高めるように意識しよう。

スーパースポーツ車の場合

スポーツライディングの際に、腰をずらしたり強くブレーキをかけるときも上半身に力が入らないように、ひざの内側と燃料タンク側面のフィット感を高めるように意識。

前に座るとニーグリップも下半身ホールドもできない!

シートの前寄りに座った方がしっかり燃料タンクを挟める……と思っているライダーも少なくないようだが、これはカン違い。感覚的にはギュッと密着してるイメージはあるが、シートの前寄りに座ると燃料タンクの後端で股を押し広げられるので、ひざの内側と燃料タンクとの間に大きな隙間ができてしまい、これでは下半身ホールドは無理。

なので少しシートの後ろ寄り(燃料タンクの後端からコブシひとつ分くらい)に座って、ひざの内側と燃料タンクの側面がフィットする場所を探してみよう(とくにスーパースポーツ車はこの部分が重要)。

バイクトリビア

下半身ホールドしやすいパンツがある?

キチンと下半身ホールドするために、ライディングフォームやシートに座る位置などライテク的に意識した方が良いポイントはあるが、じつは履くだけで下半身ホールドが上達(!?)するパンツがある。クシタニのEXPLORER JEANS(エクスプローラージーンズ)だ。

一見すると普通のGパン(デニム)のような風合いだが、じつは牛革に特殊なフッ素加工を施したレザーパンツで、グリップ性が非常に高く滑りにくいのが大きな特徴。ひざの内側と燃料タンク、太ももとシート表皮、スネの内側とフレームといった具合に車体と接触する面がしっかりグリップ。ブレーキをかけた時に身体が前にズレるのを抑えてくれるので、ツーリング時の快適性もアップ。撥水性に優れ自宅で洗濯できるので普段使いにモオススメだ

次回予告 第7回 腰をずらすときは お尻を浮かせない

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