ライテクをマナボウ「タイヤに空気 入っていますか?」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

バイクの日常的な点検で大切な「タイヤの空気圧」。バイク雑誌やWEBのメンテナンス記事でも「マメにチェック!」と言われているけれど、じつはチェックの仕方がよくわからない……というか、道具も持っていない。いまさらだけど、どうすればイイんですか?

#8 タイヤに空気 入っていますか?

空気圧が合っていないとどうなるの?

バイクの日常点検の筆頭ともいえるタイヤの空気圧チェック。自転車でもたまには空気を入れているワケで、やった方が良い(本当はやらないとダメ)のはわかっているけれど、じつはやったコトが無い……というライダー、意外と多いのでは?

Picture of 小川勤|TSUTOMU OGAWA
小川勤|TSUTOMU OGAWA

バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

空気圧は、どれくらいの頻度でチェックする?

空気圧が適正でないとタイヤの性能を発揮できない。具体的に言うとグリップ力が低下する。グリップ力と言われても「そんなに飛ばさないし、深くバンクしないから」自分にはあまり関係ないと思うライダーもいるかもしれないが、グリップ力が落ちると街中の信号で止まる時の制動距離が伸びたり、雨の日にスリップしやすくなったりするので要注意だ。他にも空気圧が適正でないと、タイヤが摩耗しやすくなったり燃費も落ちるので、結果として経済的なデメリットも大きい。

このようにタイヤの空気圧は大切なのだが、それならどれくらいの頻度でチェックすれば良いのか?

膨らませた風船が徐々にしぼんでいくように、タイヤも少しずつ空気が抜けていくので、1カ月に1度くらいはチェックしたい。また気温の変化で空気の体積が変わり、空気圧も変化するので、季節の変わり目はもっとマメにチェックした方が良いかも。できればツーリングに出発する前にもチェックした方が安心だ。

空気圧が合っていないと、タイヤの性能を発揮できない

空気圧が適正でないとグリップ性能が低下する。ワインディングのコーナリング時はもちろん、街中の信号で止まる時のブレーキングにも影響する。

タイヤの減りが速くなったり、燃費も悪化!

とくに空気圧が低いと、タイヤの減りが早くなるし(寿命が縮まる)、厳密には燃費も悪化するので、経済的な負担も大きくなる。

空気圧をチェックしてみよう!

空気圧のチェック・調整はバイクショップに行かなくても、自分でできる。そこでまずは愛車の指定空気圧を調べよう。多くのバイクはスイングアームやチェーンケースに空気圧を表記したステッカーが貼ってあるので、それを見ればOK。もし車体のどこにも表記ステッカーが無かったら、バイクの取扱説明書(ハンドブック)に記載がある。もしハンドブックも持っていなかったら、バイクメーカーの「お客様相談室」に聞けばいい。

ちなみに指定空気圧はタイヤが冷えている状態(冷間時)の値なので、空気圧のチェックは走行前に行うのが基本だ。出先でタイヤが温まった状態で測る時は、指定空気圧より10~20kPa高めに合わせ、後にタイヤが冷えてから測り直すのが良いだろう。

指定空気圧の表示

多くのバイクがスイングアームやチェーンケースのステッカーに表記。ひとり乗りと二人乗りで空気圧が変わる場合もあるので、自分の使用状況に合わせよう。

そして空気圧ゲージ(エアゲージ)を用意。バイク用品店やクルマ用品店、ホームセンターでも手に入る。メーター式の方が見やすく空気圧の調整もしやすいが、スティック式は安価な上にコンパクトなので携帯に便利だ。

エアゲージを手に入れよう!

メーター式(右)は価格に幅があり写真のモノは1万円くらいするが、1000円台からある。左のスティック式は500円前後で携帯にも便利。

それではエアゲージで空気圧をチェック。今回はスティック式の測り方を解説。最初に表示部を指で完全に押し込む。そしてタイヤの空気バルブのキャップを外し、エアゲージの口金を真っすぐにしっかり押し付ける(シューシュー空気が漏れないように注意!)。すると表示部がヒュッと伸び出るので、数値を読めば良い。

空気圧を計測!

空気バルブにエアゲージの口金を押し付けると表示部(棒)が伸び出て、ゲージの端の部分の目盛りが空気圧になる、この場合は180kPaなので、このバイクの指定空気圧の200kPaより少し低い。

計測した空気圧が、バイクの指定空気圧より低かったら空気を補充。自転車用の空気ポンプでOKだが、バイクのタイヤは太いので(とくに後輪)、まずは頑張って30回くらいはポンピングしよう。

空気ポンプで補充

空気ポンプは自転車用でOKだが、バイクのエアバルブは米式(アメリカ式)なので、米式の口金が付いている空気ポンプを用意しよう。

空気を補充したら再び空気圧をチェックし、空気が入り過ぎていたら抜いて指定空気圧に合わせる。メーター式のエアゲージは空気を抜くボタンを装備している製品もあるが、スティック式にはついていない。そこでエアゲージの口金部分をエアバルブに軽く押しあてるとシューっと空気が抜けるので、少し抜いて計測を繰り返そう。そして指定空気圧に合ったらOK。空気バルブのキャップを忘れずに締めたら作業終了だ。

空気圧を再チェック

空気圧を測り、指定空気圧以上に入っていたら「空気を少し抜く→測る」を繰り返して、指定空気圧に合わせる。スティック式の場合、測る都度に表示部の棒を押し戻すのを忘れずに。

キャップを忘れずに!

空気圧のチェックが終わったら、必ずタイヤの空気バルブのキャップを忘れずに締めておくこと。キャップをしないまま走ると、高速走行時に空気が抜ける危険アリ!

タイヤの空気圧チェック、実際にやってみるとけっこう簡単なのがわかったハズ。乗り味や安全性はもちろん、経済性にも影響するので、できるだけマメにチェックしよう!

バイクトリビア

バイクのタイヤの空気は ガソリンスタンドでは入れにくい

ガソリンスタンドに行くと、自由に使える空気入れ(空気圧も測れる)が用意されているコトが多い。ところがこの空気入れは基本的に四輪車用で、形状的にバイクだとけっこう使いにくい。とくに前輪がダブルディスクだと、どうにも使えないこともある。

そこで便利なのが「L字型エクステンション」。これを空気バルブに装着すると、ガソリンスタンドの空気入れを普通に使えるようになる。安価だしコンパクトなので、シート下の小物入れなどに常備しておくのも良いだろう。

ただし走行直後はディスクローターが非常に熱くなっているので、L字エクステンションの着脱時にディスクローターに触れてヤケドしないように注意。

また前述したように指定空気圧は冷間時の数値なので、タイヤが温まった状態で測る時は、指定空気圧より10~20kPa高めに合わせ、後にタイヤが冷えてからキチンと測り直そう。

 

L字型エクステンションはバイク用品店やWEBショップで購入できる(500~1000円くらい)。走行直後に使用する際は、ディスクローターによるヤケドに注意!

次回予告 第9回 ヒザを出すとバイクが寝ない?

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