ライテクをマナボウ ♯28 下りカーブはなぜ怖い?|KUSHITANI RIDING METHOD

正直なところ、下りカーブが苦手……というか怖い。勝手にスピードが出てしまうから曲がり切れるか不安になるし、前のめりになったり腕が突っ張ったりして、はっきり言ってちっとも楽しくない! 上りはけっこう気持ち良く走れるのに、どうしてこんなに違うんだろう?

下りカーブは怖い理由がテンコ盛り!?

ワインディングは楽しい……けれど、それは「上り」の話。当然だがいったん上ったら、次は「下り」が待ち受けている。そして下りは楽しくない。何もしなくても勝手にスピードが上がってしまうし、スピードを抑えるためにエンジンブレーキに頼ると音と振動が大きくなるばかりで、思ったように曲がれない……。

Picture of 小川勤|TSUTOMU OGAWA
小川勤|TSUTOMU OGAWA

バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

緊張で身体に力が入って、ますますバイクが曲がらなくなる……

下り坂は当然ながら車体が前下がりの姿勢になっているため、ライダーの体重も前輪方向にかかっている。すると車体の安定性や旋回力に重要な後輪側の荷重が減少するため、どうにも不安定な乗り味になってしまう。

また前のめりに対抗しようと腕を突っ張るとハンドルを押さえてしまうため、バイクが曲がる「セルフステア」の動きを邪魔するのでスムーズに曲がらなくなる。

そしてスピードを抑えるためにエンジンブレーキを効かせると、思いの他にスピードが落ちすぎたり、曲がっている最中にハンドルがイン側に割り込んでドキッとすることも。……と、下りカーブが怖く感じる理由を挙げたらキリがない。

楽しい「上りカーブ」に近づける

とはいえ下り坂が恨めしいワインディングも、上りになるとけっこう楽しく感じる。重力で後ろに引っ張られているから勝手にスピードが上がることは無いし、上るためにアクセルをしっかり開けている。それに前のめりにならないから腕でハンドルを突っ張らないし、自然に後輪に体重を預けられる。ようするに上りは安心感が高いのだ。

上りは車体が安定するし、シッカリ曲がれる

ということは、下りでも「上りに近い状態」を作り出せば、キチンと曲がれて不安も少ないハズ。それにはどうすれば良いのか? 順を追って考えてみよう。

 

座る位置は前or後、どっちが良い?

まずはフォームで重要なシートに座る位置。燃料タンクの後端からコブシひとつ分(約10cm)開けた後ろ目に座るのが基本フォームだが、前のめりで後輪の荷重が減るのが良くないなら、もっと後ろに座れば良いのでは?

ところが実際に試すと、「後乗り」は曲がり方が鋭くなるため、曲がり始めた瞬間に上手く体重をイン側に載せていくテクニックが必要になる。コレができるスキル持ったライダーなら問題ないが、この鋭い動きが不安定に感じて怖さが増すライダーの方が多いかもしれない。

そこで、ヘアピンなど回り込んだカーブに適した「前乗り」を試すと、こちらの方がバイクの安定感が増して不安が減る。なので、まずはシートの前寄りに座るのがオススメだろう。

ただし前乗りすると、身体が前のめりになりやすい弊害もある。これは下りカーブに入る時のスピードが速すぎ、カーブの中で減速した際に前のめりになってしまうためだ。とくにエンジンブレーキを強く効かせるとこの症状が出やすい。

後ろに乗ると鋭く曲がるが……

車体がレスポンス良く傾いて曲がり始めるので、かえって不安定に感じて怖さが増すかも。

前に乗ると安定感が高くなる

曲がり方や車体の動きが穏やかになり、ライダーとバイクの一体感が高く安心できる。スピードを抑えていれば、回り込んでいても曲がり切れる。

前のめりが不安に感じたら、スピードが出過ぎている

下りカーブでシートの前に乗ると前のめりしやすくなるが、これはスピードの出過ぎか、強いエンジンブレーキが主な原因だ。

イヤな前のめりを防ぐには「高いギヤ&低回転」

下り坂はそもそも車体が前下がりの姿勢になるため、少しブレーキをかけて減速するだけでも前のめりになりやすい。それが不安でついエンジンブレーキに頼りたくなるが、これはやめた方が無難だ。

その理由は、エンジンブレーキは効きの強さをコントロールすることができないから。とくに低いギヤを使ってエンジンブレーキを強く効かせた場合、減速し過ぎた時にアクセルを開けるとドンと加速するし、そこでアクセルを閉じると再びエンジンブレーキがガクンと強く効いて走りがギクシャクする。それが下りカーブを曲がっている最中だと、アウト側に膨らんだりイン側に割り込んだりフラつく原因になってしまう。

これを防ぐには、カーブに入る前に前後ブレーキを使ってしっかり減速し、高いギヤ&低回転でエンジンブレーキが強く効かないようにする。前のめりが不安で強くブレーキをかけられないなら、いっそう早くからブレーキングを始めるのが得策で、リヤブレーキをキチンと使うのも前のめりを抑止する効果が大きい。

下りカーブだと重力で引っ張られ、曲がっている最中も勝手に速度が上がってしまう。だからカーブに入る前に、その分も見越したスピードまで落としておくことが大切だ。

「高いギヤ&低回転」を使って、強いエンジンブレーキを回避

下りならエンストの危険もないので2000回転も回っていれば十分で、車種や道路の勾配にもよるが4~5速くらいがオススメ。2~3速だと相応にエンジンブレーキが強く効くため、前のめりしたりイン側に割り込んだりするので要注意!

カーブに入る前に、前後ブレーキでしっかり減速

エンジンブレーキに頼らないために、カーブに入る前に前後ブレーキを使ってしっかり減速しておこう。前のめりを防ぐにはリヤブレーキが効果的なので、ぜひ「♯10 リヤブレーキ、使ってますか?」も参考に!

立ち上がりはアクセルを開けて安定感をUP!

下りカーブの不安を減らすには、前述したように「上りカーブに近い状態」にするのがコツ。ということは、カーブの出口に向かって立ち上がって行く時は、下りでもアクセルを開けて加速した方が車体が安定する。

とはいえ下りは重力で勝手にスピードが上がる分もあるので、立ち上がり始める時点で速度が高かったらアクセルを開けられない(速すぎて曲がり切れない&制限速度を超過する)。それを考えると、やはりカーブに入る前に十分にスピードを下げておく必要があるし、アクセルを開けた際にドンッと加速しないように、高いギヤを選んで低回転にしておくことが大切だ。

下りカーブでも、先が見えたらしっかりアクセルを開けよう

先が見通せるカーブの場合は、下りでもアクセルを開けて立ち上がった方が車体が安定する。先が見えないブラインドカーブの場合も、出口が見えたら曲りはじめ、車体の向きがキチンと変わったら、できるだけ早く車体を起こしてアクセルを開けよう。

次回予告 ♯29 なぜ右カーブは難しく感じるの?

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