ライテクをマナボウ〈サーキットで遊ぼう!〉「サーキットにもルールがある」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 3 Vol.10

サーキットに着いて実際にコースを見ると、思った以上に道幅が広い! だからスピードも出せるし自由に走れるんだろうけれど、正直なトコロ、広すぎてドコを走って良いのかわからない……。一般道の「バイクは左側通行」みたいなルールってあるんですか?

#10 サーキットにもルールがある

走行ラインで速さと安全を確保

サーキットにもよるが、選手権レースが行われるような本格コースはかなり幅員(道幅)が広い。もちろん自由に走って良いけれど、速く走るためには「レコードライン」がオススメだし、コースインやコースアウトする時には、「ココを走る」という決まりもある。

Picture of 小川勤|TSUTOMU OGAWA
小川勤|TSUTOMU OGAWA

バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

思った以上に道幅が広くて、どこを走れば良いのかイマイチわからない……

サーキットのコースには「レコードライン」と呼ばれる、もっとも効率よく速く走れる走行ラインがある。そのためスポーティに走ったりライテクを磨くには、できるだけレコードラインをトレースして走るのが基本だ。

もちろん初めてのサーキット走行や経験が少ないとレコードラインはわからない。だからこそ最初のうちは、インストラクターによる先導走行が行われる走行会を選ぶのがオススメ。たとえば初心者クラスの先導走行は、一般道+αくらいのスピードでサーキットとしてはユックリだが、きちんとレコードラインを走ってくれるので、まずはインストラクターと同じ走行ラインを走るように心掛けてみよう。

インストラクターが先導走行で走る「レコードライン」を覚えよう。

走行を重ねてコースに慣れてくると、レコードラインの意味が解ってくるし、そのサーキットで走りのリズムを掴むのにも、レコードラインを走るのが一番の近道になるだろう。

……とはいえ、そんなスポーティな走り以前にも、広いコースを安全に走る上でのルールがあるので、コチラもしっかり守ろう! 今回はKUSHITANI RIDING MEETINGが開催される筑波サーキット2000を参考に解説する。

筑波サーキット コース2000

コースインはしっかり後方を確認!

まずはパドックからコースに入る方法。サーキット走行会の多くは、事前に走行クラスごとにパドックに集合し、スタッフの指示でピットロードに入るが、ピットロードには速度制限(KUSHITANI RIDING MEETINGでは40km/h)が設けられているので、必ず守ること。そしてピットロードのコースイン出口の信号が赤だったら停止し、緑ならコースインしてOKだが、ここにスタッフがいる場合は必ず指示に従おう。

走行クラスごとにパドックに整列し、コントロールタワーの脇を通ってピットロードに入る。制限速度を守ってピットロードを走行し、出口の信号が赤なら停止、緑ならコースに進入する。

そしてピットロードから本コースに進入する際には、しっかりと後方確認を行う。まずはピットロードの出口で1回、さらにコースに入った直後にもう1回確認しよう。ピットロードは40km/hだが、コースのストレートを走るバイクは、ともすれば200km/h以上と猛烈に速度差があるので、「さっき見た時はいなかった」としても急速に接近していることがあるので、必ず複数回確認しよう。

コースイン時は何度も後方確認を行う

コースインの際に「左手を上げる」ように決められた走行会もあるのでルールに従おう。

サーキット走行会は基本的にバックミラーに飛散防止のテーピングをしているので、しっかりと振り返って後方確認しよう。とくに前傾姿勢がキツいスーパースポーツ系のバイクは、腰を右側にズラすと後ろを振り返りやすくなる。またストレート上をたくさんバイクが来ていたら、少し速度を落としてやり過ごした方が良いだろう。

コースインしたら、とにかくコースの端を走行する。第1コーナーはずっとインベタで回り、次のS字コーナーもそのまま幅員の右端を走る。さらに第1ヘアピンもアウト側をグルッと回り、この間に後から速いバイクが来たら先に行かせよう。

そして第1ヘアピンを曲がり終えるくらいのところで後方確認し、後続車がいないようなら、そこからレコードラインにのっていこう。

コースイン1周目はずっとコース端を走り、第1ヘアピンの出口付近で後続車に注意しながら本来のレコードラインにのろう。

コースアウトは後続車に意思表示!

走行時間が終了してチェッカーフラグが出たり、走行時間内でもパドックに戻りたいときなど、すなわちコースアウトする時にもルールがある。

本コースからのピットロードの入り口はバックストレートの終わり(最終コーナー入り口)付近だが、それよりずっと手前のアジアコーナーを立ち上がるところから、コースの右端に寄る。とはいえここはレコードライン上でもあるので、左手を上げながら速度を落としつつ、後続車に「自分はこの周でコースアウトします」という意思表示を行うこと。もしハンドルから手を離すのが不安だったら左足をステップから外して上げるのでもOKだ。

それから後は第2ヘアピンもバックストレートも、ずっとコースの右端を走行。そしてバックストレートの中頃で再び左手(または左足)を上げて、コースアウトの意思表示を行いながらピットロードに入っていく。

コースアウト時はしっかりと意思表示

ちなみにコースインやコースアウトする際の合図の仕方やコースを走る場所、レコードラインに乗るタイミングなどはサーキット走行会によって独自のルールを定めている場合も多い。これらは走行前のライダーブリーフィングで説明があるので、しっかりと確認・理解しておこう。

サーキット走行会ごとの独自ルールも多いので、必ずライダーブリーフィングで確認!

抜かれる時は走行ラインを変えない!

そしてサーキット走行を始めて不安を感じるのが、後から速いライダーが迫ってきて「抜かれる時」だ。ともすれば相当にスピード差があるので、慣れないうちはかなり怖く感じるだろう。

とはいえバックミラーはテーピングで見えないし、後続車は気配や音でしか感じられないので、どんな走行ラインで迫ってくるのかわからない。なので、あまり後は気にせずにしっかりと前を見てきちんとレコードラインを走るように意識しよう。なんとなく「自分は遅いのにレコードラインを走るのは申し訳ない」や「速いライダーが来たら避けて道を譲らなきゃ」と考えがちだが、そこで急に走行ラインを変更するのはかえって危険が大きく、接触事故が起こるのはこんな時なのだ。

一般ライダーが参加するサーキット走行会では、初心者はレコードラインを守って走り、走り慣れたベテランや速いライダーの方が避けて追い越していくのがセオリー。みんなで安全にサーキット走行を楽しめるように心掛けよう。

急な走行ライン変更は接触事故の元! 速いライダーが迫ってきても、後を気にせずにキチンとレコードラインを走ろう。

バイクトリビア

スタート前に もう一度チェック

サーキット走行会は、自分の走行クラスがスタートするまでけっこう時間があったり、走行と走行の合間の時間が長い場合もある。そんな時に意外とやりがちなのが、ヘルメットの「アゴ紐の締め忘れ」やレーシングスーツのファスナーの「上げ忘れ」だ。他にもスーツのファスナーを開けて休憩する際に胸部プロテクターを外して、走行時に入れ忘れていることもある。

これらは万一の転倒時に自身の安全に大きく関わるので、スタート前にパドックに整列した時に、もう一度きちんとチェックしよう。

休憩後の走行時には、アゴ紐の締め忘れやプロテクターの入れ忘れ、スーツのファスナーの上げ忘れなどやりがち。スタート前にきちんとチェックしよう!

またサーキット走行は思ったより「燃費が悪くなる」ことも忘れずに。一般道を走っている時よりもエンジン回転数やスピードがずっと高くなるので当然なのだが、普段の感覚で「まだ走れるかな」と思っていてコース上でガス欠することもあるので(危険な上にレッカー回収になる)、ガソリンの残量もマメに確認しよう。

一般道とサーキット走行では燃費がかなり変わるので、走行前にガソリン残量を確認。

次回予告 第11回  もし転んでしまったら?

KUSHITANI RIDING METHOD BACK NUMBER

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