ライテクをマナボウ「 いつかはヒザを擦ってみたい!」|KUSHITANI RIDING METHOD SEASON 2

スポーツライディングに興味が湧いてくると、腰をずらしたりヒザを開いたり、レーシングライダーの真似をしてみたくなって……『やっぱりヒザを擦ってみたい!!』とはいえかなりハードル高そうだし、普通のライダーがヒザを擦るのは無理ですか?

♯10 いつかはヒザを擦ってみたい!

スポーツライディングの明確な到達点!?

レースシーンで目にするプロライダーの「ヒザ擦り」。レーシングライダーを目指しているワケではないし、コンマ何秒のタイムを競う気も無いけれど、やっぱりいつかはヒザを擦ってみたい……と密かに夢見ているライダー、けっこう多いのではないだろうか?

Picture of 小川勤|TSUTOMU OGAWA
小川勤|TSUTOMU OGAWA

バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

効果や理由はともかく、とにかくヒザを擦ってみたい!

バイクを操る技術、いわゆる「ライテク」には明快な答えがあるワケでない。……が、「ヒザ擦り」に関しては、擦ったか擦れないかハッキリ答えがある。とはいえプロライダーはヒザを擦るのが目的ではなく、速く走った結果として擦っているワケで、そう考えるとヒザ擦りはライテクではないのかもしれない。

また、ヒザを擦るには相応に深くバンクするし、そのためにスピードも出るから公道では絶対にやったらダメだし、サーキットを走るにはレーシングスーツも必要なので、けっこうハードルが高い。

とはいえバイクは立派な趣味なのだから「カッコいいからやってみたい」と思うなら、難しく考えずにエンターテイメントとしてヒザ擦りにチャレンジにするのは全然アリ! まずは擦ってみるのが先決だ!

ヒザ擦りのハードルは高いけれど……

ヒザ擦りを公道で試すのは絶対にNG! やるならサーキットに行かなければならいし、サーキットでスポーツ走行するにはレーシングスーツも必要だ。

まずは思い切り腰をずらす!

エンターテイメントとしてヒザを擦るにも、それなりにコツがある。まずは車体をもの凄く深くバンクさせて……と思うかもしれないが(たしかに相応にバンクする必要はあるが)、それより重要なのが「腰を大きくずらす」ことだ。

ワインディングを気持ち良く走るならコブシひとつ分くらい(約5〜10cm)ずらせば十分だが、サーキットでヒザ擦りするならシートからお尻が完全に外れるくらい、イン側にずらす必要がある。体格やバイクの種類にもよるが、25~30cmくらいずらしてみよう。

ちなみに停めたバイクに跨って試すと、バイクから落っこちてしまいそうで絶対無理!と感じるが、実際のコーナリング中は(サーキットは走行スピードも速いので)遠心力が強く働くため、大きくずらしても大丈夫。逆に言えば、バイクから落っこちるほど大きくずらす必要があるのだ。

想像以上に腰を大きくずらす!

ヒザを擦るなら、シートの座面からお尻が完全に外れるくらい腰をずらして、その状態でヒザを大きく開く必要がある。

とはいえ普段やらない大きく腰をずらしたフォームを取ると、かなり違和感がある。その状態でヒザを開くと、さらに不安になるかも。そうなると深くバンクすることもできず、ヒザと路面の間がドンドン開いてしまう。

そこでまずはヒザを閉じた状態で、腰を大きくずらしたフォームに慣れよう。ずらす量は大きいけれど、ずらし方自体のコツはワインディングと同じなので「#07 腰をずらすときはお尻を浮かせない」も参考にしてみよう。

大きくずれたフォームに慣れるのが先決

まずはヒザを閉じた状態で、腰を大きくずらしたフォームでカーブを曲がるのに慣れよう。そのフォームで不安なく曲がれるようになってからヒザを開こう。

そして腰を大きくずらすのに慣れたらヒザを開くが、無理にエイッと開くと反力でバイクが起き上がってしまうので、最初はヒザの重さが重力で自然に開くイメージでスゥッと開こう。この辺りは「#09 ヒザを出すとバイクが寝ない?」をご参考に! 

腰はいつずらす?

話は前後するが、腰をずらすタイミングも大切。基本は『カーブ手前のブレーキングを始める前にずらす』だが、サーキットでヒザ擦りを試す場合は、擦ろうと思うカーブの方向にずっとずらしたままでOKだ。カーブの手前でフォームを入れ替えたりすると、やるコトが増えて難しくなってしまうからだ。

ずっと腰をずらしたままがオススメ

たとえば左カーブでヒザを擦ろうと思ったら、ずっと左に腰をずらして座っていてOK。ヒザを擦らないカーブはペースを落としてやり過ごそう。

ヒザはどれくらい開く?

力を入れた無理ヒザは反力でバイクが起きてしまうが、とはいえいっぱい開かないとヒザが路面に届かない。そこで無理せず大きくヒザが開くように、ヒザを擦るイン側の足のステップへの載せ方をいろいろ工夫してみよう。ツマ先を載せたり、ステップの端に土踏まずを当てたり、靴底の側面をステップに載せるなど、足やヒザが窮屈にならず、かつステップに踏む力が加わらないようにすれば、どんな載せ方でもOKだ。

足の載せ方で開き具合が変わる

擦る方の足(イン側)は、無理な力を入れずに大きくヒザが開くように、ステップに載せ方を工夫してみよう。

どんなカーブが擦りやすい?

サーキットには左右や大小の様々なカーブがあるが、どんなカーブが擦りやすいのか? これはバイクの種類や乗り方でも変わってくるので一概に言えないが、そのサーキットで「自分がいちばん得意なカーブ」で試してみよう。

コースを1周する間に全部のカーブで擦ろうとする人もいるが(なかなか擦れなくて焦っているとやりがちなので注意!)、腰をずらす準備やヒザを開くタイミングも含め、自分が得意なカーブに絞った方が成功率が高いし、そのカーブで擦れたらしめたモノだ。

そしてそのカーブで何度も擦れるようになってから、他のカーブにチャレンジするのが早道だろう。

もし擦れなくても決して無理せずに、あくまでエンターテイメント、バイクを使った遊びと考えて、ポジティブにチャレンジしてみよう!

バイクトリビア

レーシングスーツはハードルが高い?

ヒザを擦りたかったらサーキット。そしてサーキットを走るにはレーシングスーツが必要。……とはいえレーシングスーツは高価なアイテムだけに、なかなか手を出せない方も多いだろう。ヒザ擦りのためだけに購入するのは、さすがにハードルが高い。

そんなライダーのために、クシタニではレンタルスーツを用意している。全国のKUSHITANIプロショップで受け付けているので、スタッフのアドバイスで身体にフィットしたスーツを借りられる。またクシタニではサーキット走行会も開催しているので、これらを利用すれば、ヒザ擦りのチャレンジ、そして実現がグッと近くなるハズだ。

 

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