ライテクをマナボウ ♯15 ショックのないシフトアップ|KUSHITANI RIDING METHOD

いったんスタートしてしまえば、その後シフトアップしていくのに、それほど難しさを感じることはない……のだけれど、シフトアップするたびに車体が前後にガクンと揺れるのはナゼだろう? こんなショック、無い方が快適なのに……。

丁寧に操作してもショックが消えないのはナゼ?

ギヤチェンジする時のショックは、クラッチ操作に原因があるのでは……と考えているライダーが多いのではないだろうか? クラッチはエンジンが生み出した駆動力を、トランスミッションや後輪に伝えたり切ったりするための装置だから、そう思って当然だ。すると「ショックを無くすために、ユックリ丁寧に操作しよう」と考えて実行するが、なぜかショックは小さくならない……。

小川勤|TSUTOMU OGAWA
小川勤|TSUTOMU OGAWA

バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

ショックの原因がクラッチ操作にもあるのは間違いないが、じつは「ユックリ」が一番の問題点! これは、操作に時間をかけるほど、その間にエンジンの回転数が落ちてしまうからだ。

シフトアップの操作は基本的に加速中に行う。そしてアクセルを戻したりクラッチを切っている間も、加速の勢いがあるのでスピードはほとんど落ちないから、後輪の回転も下がらない。その時「後輪に回されている」トランスミッションの回転は、ギヤを上げることで変速比の分だけ下がるとはいえ、アイドリング付近まで落ち込んだエンジンの回転数とは大きな隔たりがあり、これが強いエンジンブレーキを生みだしてショックを起こす。

そして、この大きな回転差はどんなに半クラッチを使っても消すことができない。それなのに、順を追ってユックリ操作することで、かえって回転差を大きくしていたのだ……。

ユックリ操作するほどエンジン回転が落ちる

シフトアップ操作を細かく順を追うと①アクセルを戻す ②クラッチを切る ③シフトペダルをかき上げる ④クラッチを繋ぐ ⑤アクセルを開ける になる。これだけの操作をユックリ行うと、その間にエンジンの回転はアイドリング付近まで落ちてしまう。この「大きな回転差」がギクシャクの原因。

クラッチを繋げた時のショックが大きい!

シフトアップ操作をユックリ行った時の、バイクのスピードとエンジン回転数のイメージ。アクセルを戻してからペダルをかき上げるまでの間にエンジン回転が大きく落ち、クラッチを繋ぐ際に後輪側の高い回転にエンジン側(クランクシャフト)が無理やり回される形になり、ガクッとエンジンブレーキが効いてショックが発生する。

素早い操作で、エンジン回転を落とさない!

それならショックを消すにはどうすれば良いのか? それは原因となるエンジンの回転差を小さくするのが得策。ということは、とにかく操作時間を可能な限り短縮して、エンジンの回転をできるだけ下げないようにすれば良いのだ。

そこで、アクセル、クラッチ、シフトペダルの3カ所の操作を、順を追うのではなく「ほぼ同時」にシンクロさせよう。そのためにはアクセルは手首の返しで、ピクッと「戻す・開ける」。クラッチもわずかな半クラッチでチョンッと一瞬だけ切る。シフトペダルも素早く押し上げる。これらをほとんど同時に行うのだ。

これができると、シフトアップ時のショックが劇的に減るので快適性アップ間違いなし。また、カーブの立ち上がりで車体が傾いていても、バーバーバーと連続的にシフトアップできるので、スポーティな走行にも大いに役立つ(もちろんスピードの出し過ぎには注意!)。

ということで、ギヤチェンジは「ユックリ丁寧」ではなく『素早く丁寧』と覚えておこう。そして素早い操作は最重要だが、急ぐあまり雑な操作にならないように意識しよう。

瞬間的な「同時操作」がキモ!

アクセル、クラッチ、シフトペダルの3カ所の操作を、順を追うのではなく同時に行うイメージで、操作時間を可能な限り短縮。操作時間が短いほど、エンジンの回転が落ちる量を抑えることができるからだ。

回転の落ち込みが一瞬だからショックがない!

「同時操作」をした時の、バイクのスピードとエンジン回転数のイメージ。エンジン回転の落ち込みが一瞬で、回転数自体があまり下がらなければ、後輪側との回転差も小さいため、エンジンブレーキが強く効くことが無く、ショックが起こらない。

クラッチはほんの少し切るだけ!

なんとなく「ギヤチェンジする時はクラッチをしっかり切らないとエンジンが傷むのでは……」と思っているライダーは多い。ところがクラッチはほんの少し切るだけでよくエンジンも傷まない。むしろ時間をかけて半クラッチを行っている方が、クラッチ板が摩耗するなど痛みが大きくなることを知っておこう。

ギヤチェンジの際には、クラッチレバーの遊びが終わったところから、レバー先端の球を1個分引くくらいの半クラッチで十分だ(「♯08 ブレーキやクラッチが操作しやすいレバー位置の調整」、「♯09 クラッチ&ブレーキレバーのストロークを知る」も参考に!)。そして切っている時間も「チョンッ!」と一瞬で、そのタイミングに合わせてシフトペダルを操作しよう。

ペダル操作は「慌てず急げ!」

シフトアップに必要な操作の中で、唯一「足」で行うのがシフトペダルだが、足は手のように繊細かつ素早く動かすことができない。そのため「瞬間的に、できるだけ早く」を意識すると、ついペダルを蹴り上げるような操作になりがちだ。

しかし蹴り上げる操作は勢いと力が増すだけで確実性に乏しく、シフトミスやギヤ抜けの原因になる。だから、慌てず素早く確実にカッチャンと押し上げる操作が大切だ。これはシフトダウン操作でペダルを踏み下げる時も同様だ。

ちなみにアクセルの戻す・開けると、クラッチのチョンッと一瞬切るのは、両方とも手で操作するだけにシンクロさせるのは比較的簡単。そこに繊細な操作が苦手な足の動き合わせるのは少々難しいので、逆に考えて「足の操作に手の操作を合わせる」のもアリ。あくまでイメージだが、シフトペダルをツマ先で押し上げるのに合わせて、後追いでアクセルとクラッチを操作するのだ。こうすると(結果的に)すべての操作が同時にタイミングよく行える場合もあるので、ぜひお試しを!

勢い良く蹴り上げるのはダメ!

ツマ先とペダルに隙間が空いたような状態からガツッと勢い良く蹴り上げると、ギヤチェンジの機構に大きな負担がかかって傷みの原因になるだけでなく、ギヤがキチンと切り替わらないシフトミスや、まるでニュートラルに入ったような「ギヤ抜け」を起こす危険も大きい。

カッチャンと確実に押し上げよう

事前にツマ先を軽くペダルにあてがっておいて、カッチャンと確実にギヤが切り替わるまでしっかりと押し上げる。素早い操作は大事だが、慌てず確実に行おう。

次回予告 ♯16 ショックのないシフトダウン

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