ライテクをマナボウ ♯06 ハンドルグリップの握り方|KUSHITANI RIDING METHOD

ツーリングである程度の時間や距離を走ると、手や腕、肩が痛くなるけれど「バイクはそういうモノ」と我慢して(頑張って)乗っているライダーは多い。とはいえこのツラさ、何とかならないのか? じつはハンドルグリップの握り方を工夫するだけで、かなり改善できるんです!

まさかグリップの握り方が痛みと不安の原因とは!?

ある程度の時間や距離を走ると、手や腕、肩が痛くなる。前傾姿勢がキツいスーパースポーツ系はもちろん、ネイキッド車でも少しハンドルが低めのスポーティなタイプだと、やっぱりツラい。果たしてライディングフォームに問題があるのか、それとも単なる運動不足なのか……?

Picture of 小川勤|TSUTOMU OGAWA
小川勤|TSUTOMU OGAWA

バイク専門誌に25年ほど携わり、10年ほど編集長を経験。その間、国内外の様々なバイクに試乗。2022年よりフリーランスのジャーナリストに(身長165cm)。

もちろんフォームや日ごろの運動不足がまったく関係無いわけではないが、じつは盲点ともいえる大きな原因が「ハンドルグリップの握り方」にあるのだ。……といわれても、グリップの握り方に良し悪しなどあるのだろうか? 教習所でも特段教えてもらうワケではない。

あまり意識せずにモノを掴んだり、何かに掴まろうとすると、親指と人差し指を主体にギュッと握る、いわゆる「ゲンコツ握り」になる場合が多い。じつはバイクの場合も同じように、無意識にハンドルグリップをゲンコツ握りしているパターンが多い。

しかしゲンコツ握りをしてしまうと、腕がまっすぐ伸びてハンドルを突っ張るように上半身を支えるため、手のひらや腕、肩に負担がかかって痛くなる。またハンドルの振れや路面からの衝撃も腕や上半身にダイレクトに伝わるので、上半身が揺すられ「バイクが振られている」と感じて緊張し、さらにギュッとハンドルを押さえることで、余計に上半身が揺すられて悪循環……というパターンも少なくないのだ。

疲れる、痛くなる「ゲンコツ握り」
間違ったグリップの握り方

親指と人差し指が主体の通称「ゲンコツ握り」は、無意識にしっかり握ろうとするとなりがち。親指がグリップのツバにくっついていたり、親指の付け根の手のひらがグリップに触れていたら要注意!

ゲンコツ握りは腕が突っ張る
バイクでやってはいけないハンドルの持ち方

グリップに対して腕がほぼ直角に伸びるため、腕が突っ張る。長時間のライディングで疲れてくると、手のひらでハンドルを突っ張って上半身を支えてしまうパターンもあるが、これこそ手や腕、肩が痛くなる最大の原因だ!

道具を使うスポーツは「小指握り」が基本!

そこでオススメなのが、いわゆる「小指握り」。グリップの端(バーエンド)の方から、小指と薬指を巻き付けるようにして握る方法だ。じつはコレ、野球のバットやテニスのラケット、ゴルフのクラブや剣道の竹刀など、多くのスポーツでの道具の握り方と同じ。小指と薬指の付け根を支点にしてしっかりと保持し、他の指は軽く添えて方向や入力などをコントロールするのだ。

この小指握りでハンドルグリップを握ると、手のひらや手首、腕や肩への負担が少ないので痛くなりにくい。また、上半身にハンドルや車体の揺れがダイレクトに伝わらないので疲労しにくく不安が少ない。さらにハンドルに余計な力が加わらない(ハンドルを押さえない)ので、バイクが安定して自然に曲がる「セルフステア」を邪魔することもない。そして路面のギャップなどでハンドルが振られたときにはしっかり保持することができる。

他にもブレーキやクラッチのレバー操作がしやすくなるなど(こちらも先々に解説予定)、小指握りはメリット盛り沢山。単純に握り方を変えるだけで、意識さえすれば簡単にできるので、この機会に是非!

疲労も不安も減少する「小指握り」
バイクのハンドルの正しい持ち方、握り方

グリップの端(バーエンド)から小指と薬指を巻き付けるように握る、通称「小指握り」。中指と人差し指はレバー操作に使い、それ以外の時は(親指も)グリップに添えているだけ。グリップのツバと親指の間に隙間が空くのが正解。

ヒジや上半身に余裕が生まれる小指握り
余裕のあるライディングフォームのために大事なのはグリップの握り方

小指握りだとヒジが軽く曲がるフォームを取れ、ハンドルに余計な力を加えずに済む。また路面のギャップでハンドルが振られた際も、過剰に上半身が揺すられないので不安が少ない。路面からの衝撃も曲げたヒジで吸収できるので腕や肩が痛くならない。

小指握りなら簡単にアクセルを全開にできる

最短でアクセルを全開にするグリップの握り方

じつはゲンコツ握りだと手首を強く曲げないとアクセルを大きく開けない。全開にするにはヒジごと腕をグッと下げるか、グリップを握り直さないと無理。ところが小指握りなら、握ったドアノブを回すようなイメージで、手首を軽くひねるだけで全開まで簡単に開けられる。

普段乗りで全開までアクセルを開ける機会は滅多にないかもしれないが、スムーズで素早いアクセルワークは、シフトチェンジの上達などに影響する部分。これも小指握りのメリットだ。

上手くグリップを握れているかセルフチェック!

小指握りをしたら腕や肩の痛みが減った、というならまずは成功。反対に手のひらや手首の痛みが消えない……という場合は、まだゲンコツ握りしている可能性が大きい。

そんな時は手のひらをチェック! 小指や薬指の付け根に硬いマメができている(マメはできていなくても痛くなっている)ようなら、上手く小指握りできている印だ。そうでなく親指の付け根に痛みを感じる場合は、いまいちど「グリップの端から小指と薬指で巻き込むように握る」を意識してみよう!

マメのできる場所と痛くなる場所で判断!
グリップを握るとどこにマメができる?

赤線で囲った小指、薬指の付け根に硬いマメができたら、小指握りが上手く出来ている。ここを支点にグリップを保持しているからだ。青線で囲った親指の付け根が痛くなったらゲンコツ握りしている証拠。手首にも負荷がかかるので、手首が痛くなるのもゲンコツ握りの弊害だ。

サイズの合ったグローブを選ぼう!

グローブのサイズが合っていないと、グリップを握ったときのフィットが良くないし、アクセルやブレーキ/クラッチレバー等の操作にも影響する。だからグローブの購入時には試着が大事。……なのだが、試着時にギュッと手を握りしめるのは、じつは間違い。

ライディング中はグリップを握っており、手だけをギュッと握りしめることはない。なので、ギュッと握りしめた時に「指先がキツいな」と感じてワンサイズ大きなものを選ぶと、実際は大きすぎて指の長さが常に過剰に余った状態になる可能性があり、それだとレバー類の操作性も悪くなる。だからグリップの太さに握った状態でフィット感を確認しよう。

 

サイズ合わせはグリップの太さで
これがバイク用グローブ選びのポイント

ライディング中に手を完全に握りしめることはないので、グリップの太さに握った状態でサイズを確認するのが正解。

グローブのサイズの選び方。グローブを試着するときに気を付けるポイントを解説。

おおむねグリップの太さに握った状態で、指先がキツくなければOK。手だけギュッと握った状態では、指先がピッタリか少しキツめでも問題ないのだ。

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